#35 ページ35
side.少女
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ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ
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『え、早…』
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電話をし終わり約5分後
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インターホンが早々に鳴った
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出る為に慌てて立ち上がればモニターを確認して玄関に出る
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『すみません、戻らせてしまって…』
em｢いえいえ、お気になさらず。
それで、頼みたいこと、とは…？｣
『嗚呼…リビングに行ってから説明します』
.
エミさんを家に上げてはリビングに通す
すると、すぐにダンボールに気がついたのかあー…と声を上げた
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em｢もしや、頼みごとって…｣
『はい。この謎のダンボールを一緒に開けて見て欲しいんです』
em｢なるほどなぁ…ふふ｣
『？…どうしたんですか、？』
em｢ふふ…いえ。やっと頼ってくれたなぁ、と思いまして…｣
『あ、え…』
em｢ふぅ…さて、一肌脱ぎますか｣
.
エミさんがやっと頼ってくれた、そう笑って。それに自覚すれば何故か頬が熱くなる
.
パタパタと手で扇げばダンボールの前に再び正座で座り直した
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『…この中身、なんだと思います？』
em｢さぁ…さっき楓さんが言ったように、ネット注文をしていないのでしょう？だったら家族宛のものしか思えないのですが…伝票が楓さん宛…｣
『…身に覚えがないです』
em｢ですよねぇ…｣
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2人でうーん…なんて唸って考え込めばそれはそれは地獄絵図
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エミさんの提案で取り敢えず開けてしまおう、という事になった
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『これで虫とかだったら終わりですよ』
em｢いや、その可能性は無いでしょう…まぁ開けますね｣
『はい』
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ざくっざくっ、とカッターで箱の封をエミさんが切る
切り終わり、カッターの刃を仕舞えば蓋を躊躇いもなく開けた
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そこにあったのは
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em｢おや、これは…｣
『…サバイバルナイフ』
そこにあったのは、クッションの真ん中に冷ややかに煌めく鋭いサバイバルナイフが鎮座していた
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しぐれ(プロフ) - 白狐さんこんばんは！今日この小説を初めて読ませていただきました！←何様だよ((( もう、あれですね。ものすごく好きです。どタイプです…！！他の作品もちょっとずつ読んでいきます！！これからも頑張ってください！！あ、でも、無理はしないでくださいね！！ (2020年7月30日 21時) (
レス) id: f0eebbb972 (このIDを非表示/違反報告)
おつ2 - 夢主よ、妹と母がくっついてたら密だ！ (2020年7月28日 9時) (レス) id: b32bfe3549 (このIDを非表示/違反報告)
しずく - 応援してます頑張ってください！ (2020年7月27日 20時) (レス) id: 806f0ec526 (このIDを非表示/違反報告)
しずく - たのしそう,,,,,,,,, (2020年7月27日 20時) (レス) id: 806f0ec526 (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - やぎーぬさん» 復讐のできるコロナで安全に吹き出しました。多分私も末期ですね(？)コロナは復讐出来ますよ(ﾆｯｺﾘ) (2020年7月23日 22時) (レス) id: 3a2a306946 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白狐 | 作成日時：2020年7月11日 14時
