36話 ページ39
『と、とりあえずご飯食べよっ!?これ以上時間潰してたらあっという間にお昼休み終わっちゃう!』
黄瀬「それもそうっスね」
『あ、そう言えばレジャーシート買ったんだよね。敷いてみんなで食べません?』
森山「じゃあオレはAちゃんの隣だな」
黄瀬「あ、オレも隣がいいっス!!」
『…笠松センパイ、大丈夫です?』
笠松「あ、あぁ…」
あ、これ多分大丈夫じゃないやつだ。
森山「笠松〜、Aちゃんとの生活はまだ始まったばかりだぞ?そんなに緊張していたら、慣れるものも慣れれないぞ」
笠松「…それもそうだな、前失礼するな」
『あ、はい』
小刻みに震えながら笠松センパイが私の前に座る。
『じゃあ、いただきまーす!』
パクッ
『んー!!美味しい!!1人で寂しく食べてるより、断然美味しいわ!』
黄瀬「元の世界でどんな生活してたんスか…」
『ん?あー…友達とかいなかったから1人屋上行って食べてた』
笠松「逆のことしてるじゃねぇか」
『それだけ皆さんのこと信頼してるってことですよ。推しだし』
黄瀬「あんまり聞いちゃいけないと思うんスけど、咲楽っちの世界はどんなだったんスか?」
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作者名:怜花 | 作成日時:2019年12月15日 7時