3話 ページ4
森山「どうしたんだその格好。それにどうしてここに…」
『そ、それについてはまた後で話しましょう…笠松センパイ怒ってますよ…』
森山「っと、そうみたいだな。お前ら、行くぞ〜」
と、後輩と思われる男2人を連れ、森山さんは練習へと戻っていった。
『どうしよう…』
さすがに練習風景見るのは良くないよね…どこか散策でも…と思った時だった。
森山「Aちゃん」
森山さんに呼び止められた。
『なんですか?』
森山「今笠松と監督に許可とって、見学していいよっていうのを言おうと思ってな」
『え、大丈夫ですよ。学校の中散策でもしようかなって思ったので』
森山「またさっきみたいに絡まれでもしたら、俺が心配になる」
『…それは“彼氏”…だからですか?』
森山「それもそうだが…って、恥ずかしいこと言わせないでくれ」
顔を赤くしながら、森山さんはそういう。
『分かりました。邪魔にならない所で見てますね』
森山「Aちゃんが見てくれてるなら、俺頑張れるかも」
『私ばっかり見て、ヘマしたりしないようにしてくださいね』
森山「そんなこと…するかもしれないな」
『だめですよ!?』
森山「はは、てのは嘘だ。ちゃんと真面目にやるさ」
じゃあ戻るね。そう言って、森山さんは練習へと戻っていった。
(あんな顔されたら嫌でも気にしちゃうじゃん…////)
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作者名:怜花 | 作成日時:2019年12月15日 7時