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10話 ページ11

森山「散らかってて悪いが、ここを好きなように使ってくれ」


そう案内された部屋は、あまり家具のない、男の人らしい部屋だった。


『私の部屋より綺麗ですよ。あ、これ動画に使ってる機材…です?』

森山「あぁ。たまに小堀が来て一緒に撮るんだ。見てみるか?」

『うん、見てみたい!』

森山「これなんてどうだ?」


そう言って出されたのは、広い公園で撮ったものであろう、踊ってみたの動画だった。


『かっこいい…』

森山「だろう。振り付けも自分で考えたんだ」

『すごいです!森山さんなんでも出来るんですね』


惚れちゃいそう…もう惚れてるけど←


『でも、PCとかってどうしたんですか?もしかしてバイト…?』

森山「いや、もともと家にあったものを親にいって自分用にしたんだ」

『あ、なるほどー。じゃあ結構大変じゃないです?配信する時とか特に』

森山「オレは黄瀬と違って配信はしないから、そんなに苦労はしてないな」

『えー、森山さん配信したらそこそこ人来そうな気がする…』

森山「可愛い彼女がいるのに、配信なんてしないだろ」

『だ…!だから、まだ彼女じゃないです〜!////』

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作者名:怜花 | 作成日時:2019年12月15日 7時

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