【ツイステ】不幸の姫君【アズール】

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朝ごはんを食べ終わって四人で二年の教室前の外廊下へ向かう。

フ「うわっ、めっちゃ人居んじゃん。」


クラス発表の紙は外廊下に張り出される。


だから早めにくる予定だったんだけど…


ジェ「そうですね。どっかの誰かさん達がイチャついていなければ早く来れたのですがね。」

ア「だから髪をとかしていただけですって！」


『アズール、声が大きい…』


アズールに髪の毛をとかしてもらってたから遅れてしまった…

本当に申し訳ない…


『お、空いてきたよ。』


人と人の間を抜けて紙の前に立つ。


『えーっとルナ…ルナ…あった、B組か…』


ア「おや、ルナはB組ですか？僕はCです。」


ジェ「僕はリドルさんと同じE組ですよ。」


フ「はぁ？オレ知ってる奴居ねぇんだけど。
ジェイド、金魚ちゃんと一緒とかずりぃ〜。」

『フロイド、リドルくんのこと好きだよね。』


フ「だって面白いんだもん。怒ると顔真っ赤になるし小さいし。」

ジェ「ﾌﾌｯ、では僕は先にクラスに行ってますね。」


フ「オレも〜、二人ともじゃあね〜。」


そう言って2人でクラスに行っちゃった。


ア「僕達も行きますよ。」


『うん。』


アズールと一緒にクラスに向かう。


ア「昼休み、迎えに行きますね。」


『分かった。』


ア「ﾌﾌｯ、寂しいですか？」


『へ？』


ア「顔に出てますよ。そんなにしょんぼりして。」


アズールの言ってる事は間違ってない。
だってクラスが別になっちゃったから。

ア「大丈夫ですよ。僕はルナ以外を好きになりませんから。」

頭を撫でてくる。


『分かってるよ、それにここ男子校だし。』


ア「ﾌﾌｯ、そうですね。」


あっという間にクラスの前。


ア「では、また後で。」


『うん、またね。』


そう言ってクラスに入る。


クラスにはそんなに人が居なかった。


早く来すぎたかな？


黒板にあった座席表を見て席に座る。


？「ルナ君っスよね？」


隣に居た人に話しかけられる。


『そうだよ。ラギーくんだよね。』


ラウンジでよくバイトしてるから知ってるし、話したこともある。

ラ「そうっス！一年間よろしくっス！」


『うん、こちらこそよろしく。』


知ってる人がいて良かった。


今年も頑張れそうだ。

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