＿＿＿＿この夜＿＿＿＿【JIN】 (ページ12)

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そんな時ピコンと通知音がなった。

Aジンさん聞いてください!今起きたんです!遅刻確定で上司におこられちゃうなあ。あ!ジンさんもお仕事がんばってくださいね!

またお得意のマシンガントークか。

喋ってる姿焦って会社に行く姿上司に怒られて泣きそうになる姿その後同僚に愚痴っている姿

何もかもが鮮明に想像出来てしまうものだから笑ってしまった。

｢はあかわいい笑｣

｢え！ジニヒョン今日おかしいと思ったら！女ですか！｣

これまたうるさい男テヒョナが騒ぎ始めた。
しかもテヒョナは声が大きいからみんなそれを聞きつけて周りに集まってしまった。

そっからは質問攻め
いつ出会って付き合ったのかとか付き合ってないと分かればいつ告白するのかどんな子なのか色々と聞かれた。

その日の収録はいつもより楽しい気がして素の自分を出せた気がする。

たくさん笑ってたくさん話してプロデューサーさんにも収録後にいいねと言って貰えた。

出会ってまだ二日目そんな彼女の存在が僕の中でとても大きくなっているのがわかった。