【銀 魂】神隠しにあった少女【坂田銀時】

10話 お仕事成功！ ページ13

Aside



私と千がトゲを力づくで取ろうとしている時

リンさんがきた

リ「千！桜奈！大丈夫か！？」

貴「リンさん！」

千「ここにトゲみたいなものが刺さってるの！」

リ「トゲェェェ！？」

湯「トゲ？」

二階にいた湯婆婆様がそれを聞いて私達の元へ降りてきた

湯「千と桜奈とリン、そのお方はオクサレ様ではないぞ」

そう行ったあと術を使ってロープを出した

私と千はそれを受け取る

湯「このロープをお使い！」

私と千はトゲのようなものにロープを結び引っ張る

湯「女も力を合わせるんだよ！！湯屋一同心を揃えてひけや……それぇ！！」

「そぉーれ！そぉーれ！！」

湯屋のみんなが力を合わせて引っ張ってると

ズルズルっと

古い自転車が出てきたかと思うと

ドバーーーッ

と、ヘドロとともにゴミの山が噴き出した







お湯が生き物のように私と千を突っ込んだ



そのあと光り輝く湯気の中静まり返った水面から

巨大な翁の面が浮かび上がった

「よきかな」

と、重々しい声を厳かに響かせた

すると、私と千を包んでいたお湯が引くとドロドロだった私と千の

体は綺麗になっていた

そして、手の中にはお団子が一つあった





しばらくすると床のヘドロが透き通り

キラキラと光り出した

「砂金だ！金だぞ！」

湯「こら！まだお客様がいるんだよ！

千、桜奈そこをおどき。お客様のおかえりだよ」



ザッパーーーン

しぶきを上げて白い滝のような体が出てきた

「アッハハハハ」

湯殿に高らかな笑い声が響いた

湯「お客様のおかえりだよ！大戸をあけな！」

ドォーッ

と、音を立ててお客様は出て行った

「やんや、やんや〜」

見守っていた神様も大喜びだった

湯婆婆が私と千を抱きしめて言った

湯「千、桜奈よくやったねえ。大もうけだよ

ありゃなのある川の主だよ。みんなも千と桜奈を見習いな」

最初は嫌がれてたもののみんなに褒められて少し嬉しかった

すると、離れたところにいた銀ちゃんが私に微笑んでいた

11話 喧嘩→←9話 初仕事

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