40話 少女はこれから愛を知る。 ページ40
「私が帰ってきた時に変えるべき家がここで、あなたはいいのですか?」
瑠璃華は申し訳なさそうに聞く。
「ああ。」
「…なら、お願いします。」
「それより私たち何にも知らないんだから教えてヨ!」
「そうですよ。銀さんと瑠璃華さんがなんで仲いいのか知りたいですね。」
二年後も瑠璃華はまだまだ現役で日本中を歩き回っていた。江戸では真選組達とも仲良くなったり
普通とは少し違う人生を歩んでいる。
瑠璃華は今日もどこかで誰かと話をしている。その人を助けるために瑠璃華は必死にその人と悩む。
そんな日々が今も明日もこれからもずっと続くであろう。
でも瑠璃華が愛を知るのはまだあと少しかかる様子だ。
「あなたのお役に立てたでしょうか。」
瑠璃華はこの質問に頷いてもらえるたびにまた成長していく。
去っていく瑠璃華の後ろ姿を見て依頼者は同じことを思う。
「あなたのことを死ぬまで一生忘れない」と。
橘瑠璃華はそういう人だ。
終わり
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さな(プロフ) - 大手裏剣@大量更新期間中さん» ありがとう!! (2019年3月28日 13時) (レス) id: a43d45e5aa (このIDを非表示/違反報告)
大手裏剣@大量更新期間中(プロフ) - おかえり〜!更新頑張って……! (2019年3月28日 13時) (レス) id: c371649f9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さな | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kyo12271/
作成日時:2019年3月27日 19時