55話 変わらないな ページ9
Aside
なんやかんだで次の日になり私は銀時と一緒に駅に向かった
貴「駅もデカイんだね」
銀「まあな」
私は銀時に車椅子を押してもらいながら駅のホームに行く
丁度電車が来ていて私たちは電車に乗る
銀「俺たちはここだ」
指定席の席について私は車椅子から降りて席に座る
車椅子をたたんで銀時も横に座った
数時間後
萩に着いた
貴「ここは全く変わってないね」
銀「だな」
私はまた車椅子に乗って銀時に押してもらいながら移動する
銀「んで?まずどっちに行くんだ?」
貴「松下村塾で」
松下村塾があった場所には門だけが残されている
焼けたあときちんと片付けられたのか寺子屋が立っていた場所は綺麗になっていて
草が生えて芝生みたいになっている
貴「ここが玄関でここが茶の間、ここに風呂があって……ここら辺からみんなの部屋があって
ここの廊下を渡ったら寺子屋でここが教室でここに道場………」
私は車椅子から降りてここに何があったかを思い出しながら歩く
私は目を瞑るすると「姉貴!」
と、誰かが呼ぶような声も聞こえてくる
賑やかな笑い声も聞こえてくる
すべて私の頭の中だけなのだけれどね
銀「んで一応この奥に松陽の墓がある」
銀時が奥へ進んでいく私もそれに続いて歩く
すると、小さな石のお墓があった
きちんと花が供えられるていた
銀「高杉とかヅラも時々来てんだろうな。あとは松陽に世話になった人とか
まあ骨とかはなかったから形だけだ」
私はお墓の前でしゃがんで手を合わせる
今までのことすべてを松陽に伝える
伝わるかは分からないけどな
私は立ち上がる
貴「じゃあゆっくり町を回るとするか」
私はまた車椅子に座って銀時に押してもらう
貴「そもそもだけど私のこと覚えてるのかな?」
銀「覚えてんじゃね?つーか見たら思い出すだろ。お前全く外見変わってねーし」
だよな、こういう時外見買えてない奴って得だよな←
私は昔助けたお団子屋さんに行った
そこで働いてたのは私が子供の時いた人と同じ人だった
貴「みたらし二つ」
私はその人に声をかける
「はい、みたらし二つね………ん?貴方Aちゃんじゃないの!?」
あ、マジで思い出してくれたよ
貴「そうですそうです」
「攘夷戦争で死んだのかもと噂されてたのにやっぱり生きてたのね
でも車椅子なんてどうかしたの?」
やっぱり勝手に死人扱いされてる
誰がそんな噂流したんだ?まあいいか
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さな(プロフ) - 番犬さん» ありがとうございます! (2017年11月19日 22時) (レス) id: 857f12fc4d (このIDを非表示/違反報告)
番犬 - 続きが気になります!!更新大変だと思いますが頑張ってくださいね!応援してます! (2017年11月19日 20時) (レス) id: 2de99b9e58 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 風華さん» ありがとうございます! (2017年11月7日 22時) (レス) id: 857f12fc4d (このIDを非表示/違反報告)
風華 - はじめまして!この小説おもしろいです!なんか普通のコメントで,すみません でも本当に面白いんです!!更新頑張ってくださいヽ(^0^)ノ (2017年11月7日 21時) (レス) id: 3c5562f198 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さな | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kyo12271/
作成日時:2017年10月9日 22時