【銀 魂】将軍家にいつの間にか新しい家族がいた2【坂田銀時】

49話 目覚め ページ10

Aside



目を開けると真っ白な空間が続いていた

私はここがどこなのかわからなくて私は歩く

すると一つのドアがあった

ここを開けたらここから出れるかな？



松「貴方はまだそのドアを開けるのは早いですよ」

後ろから松陽先生の声がした

私は振り返る

そこには死んだはずの松陽先生が立っていた

貴「先生？」

松「そうですよ。A、貴方はまだ生きているのだからそのドアを開けるのは

ダメです。こっちへおいで」

このドア死後の世界に繋がってるのか？

私は先生の方に行く

松陽先生は私を優しく抱きしめて頭を撫でてくれた

松「死んだ後はずっと見ていましたよ。大きくなりましたね」

貴「そりゃあね」

松「でもすごい傷だらけになってしまいましたね………

A、貴方は昔攘夷戦争最後の日に銀時を叱ったでしょう？

私の大切なものの中に貴方も入ってるんですよ。たとえ数日しか関わりがなかったとしても

Aは私の弟子です。だからもっと自分を大切にしてください。銀時達を

よろしく頼みますよ」

松陽先生はそう言って消えた





銀時side



銀「傷だらけだな……」

本人が許したとはいえ姫であるAをこんなに傷だらけの体にして

よかったのだろうか？

女だしこれからのこと考えたらコンプレックスみたいになるんじゃないのだろうか

銀「A……ごめんな」

俺がそう言うとAは俺の手を握った

貴「なんで銀ちゃんが謝るの？」

それからAの声が聞こえた

Aを見ると目を開けて意識がある状態で喋っていた

貴「銀ちゃんが謝らなきゃならないようなこと銀ちゃんしたの？」

Aは心配そうな顔で俺を見る

銀「姫で女のお前に傷だらけの体にして悪かった」

貴「そんなのいいよ。承知の上だよ？」

銀「でもそんなんじゃ普通に恋したりなんかできねーぞ？」

貴「………きっと大丈夫だよ」

なぜかAは嬉しそうな顔をしていた

銀「まあともかく今回も生きててよかったな」

貴「うん」

50話 人の命→←48話 取り敢えず

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