【銀 魂】砂時計の命3【坂田銀時】

99話 真選組にしよう ページ6

Aside



貴「でもこれって真剣に考えることじゃね？」

銀「今この場限りでいいんだよ。無理なことくらい知ってる」

貴「…………私は別にもうすぐ死ぬ身でよければいいけど？」

そもそも名字坂田だし。坂田Aだし！

絶対なんとかいけるって！←

銀「おいそれ本気か？」

貴「うん、別に全然いいけど」

銀時はずっと驚いた顔をしている

貴「私昔から銀時のこと好きだぞ？」

昔、兄妹なんて言う嘘をついて居なければこの気持ちに罪悪感を持つことすら

なかったのにな

今はもう兄妹じゃないって伝えたからなんとも思わないけど

兄妹じゃなかったら良かったのにって数回は思ったことあるな

銀「マジかよ……」

貴「マジだ」

私は笑いながら言う

銀「明日籍入れに行こうとか言ったら怒る？」

貴「別に」

なんか死ぬ前に銀時の嫁になったけどどうするの？

って言うか嫁ってなにすんの？←

料理とか？したことあんまりねーぞオイ

洗濯もほとんどしてねーし

貴「家事とか私出来ねーけどいいの？」

銀「大丈夫だ。うちには立派な家政婦新八くんがいるだろう」←

あ、家政婦だったんだ。女だったんだ←

貴「そうだな。じゃあ明日やるか」

的な感じで結婚してしまった←







銀時は神楽と新八が帰って来る前に役場に婚姻届の紙を取りに行った

私と銀時は色々書いていく

ただ、保証人がいなかった

貴「お登勢さん？真選組？」

銀「二人だろ？ババアだけじゃ無理だろ」

結果、真選組に行くことにした

銀時が電話をする

なんか声がデカすぎて受話器から音が漏れている

何だかんだ話が終わったらしく銀時が受話器を置く

銀「Aは安静にしてた方がいいなら来るってさ」

あ、マジかお気遣いありがとう真選組

銀「んで？誰に書いてもらうんだ？」

貴「土方さんと終兄さん」

銀「え、そこ普通ゴリラとニコチンマヨ中毒じゃないの？」

え、ゴリラは別にいいよ

ゴリラは金持って来るんだろ？結婚祝いの←

ピンポーン

インターホンが鳴った

貴・銀「早っ！」







近「え、とりあえずおめでとうございます？」

土「何がどうなったか知らねェし知りたくもないがおめでとう」

貴「んでさ、証人土方さんと終兄さんでお願い」

沖「あり？近藤さんは入れないんですねィ」

貴「終兄さんのギャップが可愛いから」

山「Aさん、どんな理由ですか？」

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