37話 過去篇21 ホールのケーキにたどり着いた ページ40
Aside
その日、ご飯を食べ終わって私は台所でおかし作りをしたりなんか色々していた
と言うかなんか作ってるうちにホールのイチゴケーキが出来てしまった
そういや銀ちゃん甘いの好きだったよね?
私はお皿とフォークとケーキを持って部屋に行った
銀「どこ行ってたんだ?」
貴「台所で色々作ってたらホールのイチゴケーキにたどり着いたよ」←
私がそう言うと銀ちゃんの顔がものすんごい勢いで明るくなった
まるで嬉しさが抑えきれない子供のようだ
銀「え、なになに!?俺にくれんの!?」
貴「うん」
銀「っしゃあ!」
銀ちゃんはすごい勢いでケーキを食べ始めた
貴「美味しい?」
銀「めっちゃ美味い!他の奴等に渡すんじゃねェぞ?俺が全部食うからな」
貴「はいはい」
銀ちゃんは本当に美味しそうな顔をして食べてる
そんなに美味しいのか?
私は銀ちゃんの手からフォークを取る
それから一口ケーキを食べた
貴「あ、結構いけてる」
私は銀ちゃんにフォークを返した
そういや昔家の台所ですごい量のクッキー本見て勝手に作ったな〜
みんな美味しいって食べてくれて嬉しかった
銀ちゃんの美味しそうな顔してるの見てると懐かしくなってくる
貴「銀ちゃん?」
手が動いてない銀ちゃんを私は見る
銀ちゃんなぜにか顔が真っ赤だった
貴「おーい、生きてるか〜?」←
銀「か、かかか………関節……」
貴「え?何?」
銀「いや、なんでもない」
銀ちゃんはそう言ってまたケーキを食べ始めた
銀ちゃんが食べ終わって私は後片付けしに台所へ行った
片付けが終わって部屋に戻る時広間から賑やかな声が聞こえた
私は広間を除く
「あ!Aさんいいところに来た!」
貴「なんですか?」
辰「Aが姫様なんだったらその服今あるがか?」
貴「あるけど」
重いから一着だけしか持ってこなかったな
なんか姫としてやらなきゃダメな時あったら困るから持って来たけど
それがなんか問題あるのかな?
「じゃあ来てください!」
貴「………今?」
高「本物の姫様でしかも攘夷側の奴なんてそうそう見れねェからな」
どんな理由!?
桂「それで記念に写真を撮っておこうと言うことだ」←
攘夷志士と姫様の写真ってなに!?
それダメなやつじゃん!
まあ仕方ない
みんながキラキラした目で見てくるから着替えてこよう
貴「はいはい」
全「っしゃあ!」
私は着替えに部屋へと向かった
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さな(プロフ) - クプラが好き過ぎてヤバいさん» ありがとうございます!クプラさん面白いですよね! (2017年9月3日 16時) (レス) id: 857f12fc4d (このIDを非表示/違反報告)
クプラが好き過ぎてヤバい - 面白いです!無理しない程度に更新頑張ってください!まさか作者さんがク○ラさん知ってるとは…← (2017年9月3日 11時) (レス) id: 8de0281f1e (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 81猫(灰猫)さん» はーい (2017年9月2日 23時) (レス) id: 857f12fc4d (このIDを非表示/違反報告)
81猫(灰猫)(プロフ) - 更新頑張って下さいね…待ってるので (2017年9月2日 23時) (レス) id: 05ed90ac05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さな | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kyo12271/
作成日時:2017年8月12日 19時