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20話 過去篇4 火事 ページ23

Aside




私はあの後部屋に戻ってさっきお姉ちゃんからもらった箱にアロマオイルと金平糖を入れた

それから私の宝箱の中に箱と本を入れて留め具をかけた

貴「今度誕生日なのは………お姉ちゃんか」

何あげようかな

私は色々と考える

ブワッ

貴「!?」

突然変な暑さを感じた

パチッ…………パチッ

と、変な音も聞こえる

私は襖を開けて廊下を見るするとそこには炎が広がっていた

貴「え………?火事?」

私は部屋の中に戻って襖を閉めた

貴「み、みんな探さなきゃ……」

私は小さい宝箱をショルダーにして肩にかける

それからもらった刀を腰にさした

これだけは持っていきたい



私は廊下を走った

みんなの部屋を見てみたがみんなはいなかった

逃げたのかな?

私は燃え広がる炎の中を歩いて部屋を見る

そして広間に向かった

するとそこにみんないた

貴「あ!ここにいたの!?」

と、私はみんなに駆け寄る



でも、みんな血を流していた

誰かに刺されたような跡がある

そして冷たかった

私はこの時分かった全員死んでいるんだと



刺されたせい?もしくは刺されてすぐはいきてたけど煙のせいで死んだの?

私はパニックになる

貴「父様!母様、お姉ちゃん、美亜!怜兄、蓮兄、雫!ねえ起きてよ!お願いだから!!」

死んでいると分かっていても目を覚まして欲しかった

この現実を受け入れたくなかった

これは夢?

いや、こんなリアルな夢あるわけない

やっぱり現実なの?

私しかこの家で生き残ってる人いないの?

ゴゴゴッ

その時燃えている柱が私の方にすごい勢いで倒れて来た

恐怖で私は動くことができなかった

ジュッ!!!

貴「うあああ!!」

柱は私の背中に当たった

すごく痛い

私は柱を退ける

外にいる人にどうにかしてもらわなきゃ………

宮之………

そうだ!ここから天皇家は近い!

私は背中の痛さを我慢して天皇家まで走った





貴「京乃Aです!宮之君いますか!?」

私は見張りの一人に言う

「Aお嬢様!?どうしたんですかその怪我!!」

貴「私の家……燃えてるの!私以外の家族が広間で刺されて死んでたの……」

「家と出雲様達が!?早く天皇陛下と宮之様を!あと今すぐ京乃家の消火をしろ!

Aお嬢様、今すぐ医者に手当てをしてもらいましょう」

私はその人に連れられて医務室に行った

21話 過去篇5 宮之からの話→←19話 過去篇3 誕生日プレゼント



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さな(プロフ) - クプラが好き過ぎてヤバいさん» ありがとうございます!クプラさん面白いですよね! (2017年9月3日 16時) (レス) id: 857f12fc4d (このIDを非表示/違反報告)
クプラが好き過ぎてヤバい - 面白いです!無理しない程度に更新頑張ってください!まさか作者さんがク○ラさん知ってるとは…← (2017年9月3日 11時) (レス) id: 8de0281f1e (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 81猫(灰猫)さん» はーい (2017年9月2日 23時) (レス) id: 857f12fc4d (このIDを非表示/違反報告)
81猫(灰猫)(プロフ) - 更新頑張って下さいね…待ってるので (2017年9月2日 23時) (レス) id: 05ed90ac05 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さな | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kyo12271/  
作成日時:2017年8月12日 19時

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