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33話 松陽からの手紙 ページ34

Aside



今日は神楽と新八が妙ちゃんの家に泊まりに行ったらしくいなかった

私は銀ちゃんにベッタリくっつく

銀「Aちゃーん?また?」

貴「銀ちゃん、昔私が死んだ時さ銀ちゃん私に好きって言ったよね?」

銀「………言ったな」

貴「あれって嘘?本当?」

もしかしたら死んでしまう私についた嘘かもしれない

最期なんだったら私の望む言葉を言ってあげようとした銀ちゃんの優しさかもしれない

銀「嘘であんなこと言うもんじゃねェんだよ」

銀ちゃんは私の頭を撫でる

銀「安心しろ。本当のことだから」

貴「………銀ちゃんのこと好きすぎて死にそう」

私はさっきより強く銀ちゃんを抱きしめる

銀「これ以上死なれたら困る」

貴「うん」







銀時side



Aが寝付いたあと俺は昔のいろんなもんが入った箱を出していた

するとAの簪が出てきた

水色のとんぼ玉のついた簪

あと、俺とAの教本

ラーメンこぼしたって言うのはただの嘘でちゃんと残してある

俺は久しぶりに教本を開く

すると髪が出てきた

銀「なんだ?」

髪を開くとそこには松陽の字で書かれた手紙があった

松『銀時へ

これを見つけたと言うことはもう私は連れ去られたあとでしょう

これから貴方達が来る前のAについて話しておきます

Aには姉が1人いて吉原や遊郭に売られています

そしてAはストレスを溜め込みすぎると暴走します

まあ銀これは時が入れば問題ないでしょう。それに姉のことについても

売られなかったAを恨んでいるわけでもなくAを心配しています

ちなみにAは姉のことを知りません。って言うわけで避妊はしっかりしてください』←

最後の何?え?俺たちどんな関係!?

うん、見なかったことにしよう

つーかAが暴走?

ストレスを溜め込みすぎるとか………気をつけて見ておくか

姉がいるってことはもしかしたらAの事見えるんじゃね?

血ィ繋がってるし

吉原か遊郭か………

手紙の裏に姉の名前であろうと思われるものが書かれていた

『桜蘭』(さくら)と書いてあった

キュッ

Aが俺の服の裾を掴んだ

Aが起きたか?

後ろを見ると俺の方に転がってきて寝ているAの姿があった

俺はささっと片付けてAを元の位置に戻して寝た

34話 お姉ちゃん→←32話 過去篇23 ダッセェ


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al8056(プロフ) - 髪じゃなくて紙ですよ! (2019年12月12日 13時) (レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 睡蓮さん» ありがとうございます! (2017年9月23日 22時) (レス) id: 857f12fc4d (このIDを非表示/違反報告)
睡蓮 - すごく面白かったです (2017年9月23日 20時) (レス) id: 68b1023c43 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 神秋さん» ありがとうございますゥゥ! (2017年7月28日 18時) (レス) id: 857f12fc4d (このIDを非表示/違反報告)
神秋 - これからも頑張ってください応援します (2017年7月28日 10時) (レス) id: 73df93152f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さな | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kyo12271/  
作成日時:2017年7月4日 21時

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