【銀魂】俺の前に現れたのは昔死んだ少女でした【坂田銀時】 (ページ33)

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32話過去篇23 ダッセェページ33

銀時side

目を覚ますとそこはいつもの自分の部屋だった

隣を見る

そこにはいつも寝ているAの姿はなかった

夢じゃないのか？

ガラッ

高「目ェ覚ましたか？」

銀「Aは？」

高「あれは夢じゃねェ」

マジか………

高「ただな、アイツの体火葬しても燃えねェんだよ」

アイツ確か江戸に墓作って欲しいって言ってたよな？

燃えなかったら作れねーじゃん

つかなんで？

銀「え？じゃあAは？」

高「病院に預けた」

病院か、なら安心だな

高「ただし立ち入りは禁止だ。死体だからな。まあ実験とかには使わねェ

約束で入れさしてもらったしそこの点は安心しろ」

銀「ああ」

Aside

ここはどこだろう

ただの真っ白な空間に私はいる

私の体を見ると死んだときからすると髪も伸びて居て身長も少し伸びている

貴「………銀ちゃん」

ここは死後の世界なのかな？

あーあ、結局銀ちゃんにはあんな形で泣いて欲しかったわけでもないのに

酷いことしちゃったな

本当だったら驚かせて泣いてくれたらそのあと部屋で『辛いことあったら

私に話していいんだよ。泣いてもいいんだよ』って言ってあげるつもりだったのにな

それにみんなとちゃんとお別れしてないや

でも一番思うのはみんなに会えなくてもいいから銀ちゃんのそばにいたいって事だな

そう思いながら瞬きするとさっきと違うところにいた

どこかの家の玄関？

草履一つとブーツ二つ

私は草履を脱いで家に上がる

するとそこには銀ちゃんがいた

あと見覚えのある２人

成長してるけど神楽と新八かな？

ってことはここは江戸？

私は銀ちゃんに近づく

銀ちゃんはジャンプを読んでいた

貴「銀ちゃーん！何してるの～？」

私は銀ちゃんに話しかけて見る

銀「ジャンプ読んでんだよ」

すると言葉を返してくれた銀ちゃんには聞こえてる！？

神「………何１人で喋ってるアルか銀ちゃん」

新「とうとう壊れましたか？」

でも２人に私は見えてもいないし声も聞こえてない様子だった

銀ちゃんは私を真っ直ぐ見つめる

銀ちゃんには私は見えてるらしい

なんか少し嬉しいな

そうだよ、私勝手に外に出て勝手に刺されて死んだんだよ

ダッセェなあオイ←

でも未練を思い出した

銀ちゃんの悩み聞いて泣かすことだ

松陽先生に言われたことを叶えていなかったんだ

でもまた今度これは決行しよう