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3話 謎のアルバム ページ4

銀時side



俺はAが定春とじゃれあってるのを見てびっくりした

犬って………見えるのか?

神楽と新八は定春が不思議なことをしてるだけと考えてそのままにしている

Aは定春とまだ遊んでいる

定春が初対面の奴に懐くとはな………

俺は押入れからアルバムを引っ張り出す

それをソファーにおいて見始めた



アルバムは、俺のが三冊、Aのが四冊だ

Aのは俺が預かっているからここにある

まあ大体俺とAの三冊目までは大体おんなじ写真があった

俺とAが写ってたり高杉とヅラもいたり

集合写真があったり



四冊目のAのアルバムには『私と大切な人』と書かれていた

開いてみると1ページ目には俺とAの写真があった

『私と仲良くしてくれたとても仲のいい友達。私の初恋の人』

ん?最後のは誤字だよな←

次のページにはヅラと高杉とAの写真があった

『第2の友達!私と銀ちゃんとヅラと高杉はよく一緒に遊ぶ友達!』

確かによく一緒に遊んだな

俺はまた次のページをめくる

すると、松陽とAの写真があった

『私を助けてくれた命の恩人。私からすればお父さんのような人』

貴「勝手に見ないで!」

そこまで読んだところでAにアルバムを取り上げられた

銀「なんだよ」

貴「これだけは私の秘密なの〜!私のお願い叶えてくれたら見せてあげる!」

銀「はいはい」

神「また独り言アル。怖い怖い」

神楽が俺を冷ややかな目で見てくるのが一番悲しいことだった

Aは四冊目のアルバムを楽しそうに見ていた

あのアルバムには何が詰まってるんだろうか









次の日、お妙が来た

銀「なんだ?」

お妙は新八と神楽と定春を外に行かせた

そんな大事な話なのか?

妙「新ちゃんがね、銀さんがおかしいって言ってるの。独り言を言ってるって」

銀「………見えるんだよ。死んだ女が」

信じてもらえるはずがないのだが俺はお妙に言った

妙「それって12歳で死んだ吉田Aちゃんでしょう?」

お妙は見事に一発で当てた

いや、そもそもなんで知ってるんだ?

銀「なんでお前がAの事を知っている?」

妙「私が11歳の時に会ったのよ。友達になって欲しいっていきなり言われたの

理由はもっと友達が欲しかったかららしいわ」

そういやアイツ攘夷戦争が始まる少し前に友達を増やす旅に行ってくるって

どっか行ったよな?

4話 親がいない共通点→←2話 めんどくさがる銀ちゃん


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al8056(プロフ) - 髪じゃなくて紙ですよ! (2019年12月12日 13時) (レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 睡蓮さん» ありがとうございます! (2017年9月23日 22時) (レス) id: 857f12fc4d (このIDを非表示/違反報告)
睡蓮 - すごく面白かったです (2017年9月23日 20時) (レス) id: 68b1023c43 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 神秋さん» ありがとうございますゥゥ! (2017年7月28日 18時) (レス) id: 857f12fc4d (このIDを非表示/違反報告)
神秋 - これからも頑張ってください応援します (2017年7月28日 10時) (レス) id: 73df93152f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さな | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kyo12271/  
作成日時:2017年7月4日 21時

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