【銀魂】俺の前に現れたのは昔死んだ少女でした【坂田銀時】 (ページ3)

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2話めんどくさがる銀ちゃんページ3

Aside

私はだいぶん前に死んだはずなのに気づいたら銀ちゃんの家にいた

でも少しして心残りがあるから戻って来たんだって分かった

そして戻って来たはいいものの何が心残りなのかはわからないし

銀ちゃんにしか見えてないみたいだしで困っている

貴「銀ちゃん、みんなは？」

この家に晋助とヅラはいなかった

銀「………さあ？」

貴「なんで？仲よかったじゃん」

銀「色々あるんだよ」

銀ちゃんはめんどくさそうに頭を掻きながら言う

貴「そっか……じゃあ松陽先生は？」

幼くして両親を亡くした私を育ててくれた松陽先生の姿を見たいな

銀「死んだ」

え？死んだ？

貴「なんで？ねえ、なんでこんな数年で何もかも変わっちゃってるの？

私達４人は離れ離れ、松陽先生はもういない、空には変な船がいっぱいで………

私が知ってる国じゃないよ」

なんでこんなに何もかもが変わってるの？

窓からは変な大きい建物が見える

銀「まずは松陽が幕府の役人に連れていかれた俺たちは松陽を取り戻そうと

攘夷戦争っていう戦争で戦った。そんで松陽が殺されて戦争に負けて

日本が開国しちまったからこの国は天人っていう奴等がいっぱいいるんだよ」

天人？

ああ！そうだ。私攘夷戦争の最初の方で死んだんだ！

でも私は友達を作ろうと思っていろんなところを旅してて………

それで久しぶりにみんなで鬼ごっこしようみたいな感じになって

あれ？なんで死んだんだっけ？←

貴「ふーん。それよりお腹減ったよ～」

銀「………わかったよ。なんか作りゃいいんだろ？」

銀ちゃんはめんどくさそうに立ち上がってなんか作ってくれた

机に置かれたのはパンケーキだった

貴「美味しそう！！」

私は一緒に置かれていたメイプルシロップをかけて食べた

ふわふわしててものすごく美味しい

貴「美味しい！！」

銀「お前やっぱり甘いもん好きだよな……」

次の日、女の子と男の子が帰って来た

銀ちゃんの話によると神楽ちゃんと新八君らしい

私はこの２人を知っているなんでかはまた今度だよ

大きい犬は定春って言うらしい

神「ただいまアル！」

新「銀さん元に戻りました？」

銀「さあな」

定「アン！」

定春は私をじーっと見ていた

貴「どうしたの？」

定「アン！」

定春は私に近づいて来て顔を擦りつけて来た

貴「可愛い～」

私は定春の頭を撫でる

神「あれ？定春何やってるアルか？」

銀「…………」