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16話 過去篇7 元気が出るお薬 ページ17

Aside



私は大量にあった金平糖を松陽先生と晋助とヅラにも少し渡した

銀ちゃんはまだ部屋にいるようで姿は見えなかった







銀時side



やっちまったよ、高杉にリア充とか言われて

ムキになって言い返したら思ってもいないことAに言っちまったよ

Aがブスなわけねーじゃん

なにやってんだよ俺………

さっきは心配して着いて来たAを突き放すようなこと言っちまうし



ガラッ

そんなことを考え始めて数十分くらいした時襖が開いた

誰だ?

俺はAだったらどうしようと思い振り向けない

襖がしまって俺に誰かが近づいてくる

ムギュ

貴「銀ちゃーん!元気?」

俺の後ろから抱きついて来たのはさっき酷いこと言ったのに

明るく笑っているAだった

銀「Aか………?」

ポイッ

すると俺の口の中に何かが入った

貴「私ね、銀ちゃんがくれる元気が出るお薬買って来たよ」

噛むと口の中で甘さが広がった

この味は金平糖だな

銀「さっきは悪かったな。あれ本気じゃないから気にすんなよ」

貴「え?気にしてないよ?だって私可愛くないもん」

いやいやいや、その顔で可愛くないって思う奴居なくね?

銀「………鏡見てこい」

貴「え?めんどくさい」

Aは場所を移動して俺の膝に座る

それガラッ金平糖を頬張り出した

貴「美味しい〜」

なにこの天使、もらっていい?←

貴「銀ちゃんまだ食べる?」

銀「ああ」

するとAは俺の口に金平糖を近づけて来た

貴「食べないの?」

え?食べさせてくれんの?

俺は口を開ける

するとAが三つくらい金平糖を俺の口の中に入れた

貴「これね、一番高級なやつで美味しいんだって」

一番高級なやつって一万くらいしなかったか?

銀「A、それ一万くらいするぞ?」

松陽が買ってくれたのか?

貴「私ね昔からのお小遣い使ってなかったから一万円あったから買えたんだよ」

俺なんてジャンプ代に消えて行ったな

銀「マジか。感謝だな」

貴「銀ちゃんが元気になって良かった」

Aってなんでこんなに優しいんだろう

さっき高杉の言葉にムキになった自分が情けねーな

まあAが笑ってるしいいとするか

17話 過去篇8 授業は寝るためにある→←15話 過去篇6 元気のない銀ちゃん


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al8056(プロフ) - 髪じゃなくて紙ですよ! (2019年12月12日 13時) (レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 睡蓮さん» ありがとうございます! (2017年9月23日 22時) (レス) id: 857f12fc4d (このIDを非表示/違反報告)
睡蓮 - すごく面白かったです (2017年9月23日 20時) (レス) id: 68b1023c43 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 神秋さん» ありがとうございますゥゥ! (2017年7月28日 18時) (レス) id: 857f12fc4d (このIDを非表示/違反報告)
神秋 - これからも頑張ってください応援します (2017年7月28日 10時) (レス) id: 73df93152f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さな | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kyo12271/  
作成日時:2017年7月4日 21時

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