【銀魂】俺の前に現れたのは昔死んだ少女でした【坂田銀時】 (ページ12)

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11話過去篇2 面白い人達ページ12

Aside

貴「わかんない」

だって松陽先生以外に名前を呼んだことないんだもん

銀「せめて下の名前かあだ名にしろ！」

貴「じゃあ銀ちゃんと晋助とヅラにするよ」←

桂「ヅラじゃない！桂だ！」

桂って言われるとヅラしかないよね

銀「あ、高杉のことは低杉でいいぞ」←

高「誰が低杉だ！甘党天パ！」←

そういやこの三人っていつも言い合いしてるよね？

仲いいんだな～

貴「銀ちゃん達って面白いんだね」

銀「そうか？」

銀ちゃん達は不思議そうな顔をしていた

放課後

銀「松陽が言ってたけどお前って剣術できるんだろ？」

本を読んでいた私にいきなり話しかけて来たのは銀ちゃんだった

貴「うん」

銀「んじゃ勝負しようぜ」

貴「いいよ」

とは言ったものの最近稽古はしてなかったしな～

腕が落ちてるよきっと

私はそう思いながら道場に行って竹刀を手に取った

松「A、また剣術やるんですか？」

貴「銀ちゃんが勝負したいって」

松「………銀ちゃん？A、貴方成長しましたね。私泣きそうです」←

泣かれたら困るんだけど

貴「それよりも私腕落ちてるよ……どうしよう」

松「A、貴方は私と互角ですよ？」

それもそうだよね

銀「Aーー！さっさと来いよ」

向こうでは銀ちゃんが今から勝負するから

みんなどけよ見たいな感じで私を待っていた

私が銀ちゃんの前に行くとみんなが驚いていた

「Aちゃんと勝負はね………」

「うん……」

そんな言葉もちらほら出て来た

ちなみに私はこの道場で負けたのは松陽とやった時だけである

去年まで普通に剣術も続けていたから

私の強さを知っている人は私と勝負はしたがらない

高「始め」

ズパァン！

私は一気に銀ちゃんに向かって竹刀を当てた

パキッ

そして、銀ちゃんの竹刀が割れた

銀「………え？」

高「一本！Aの勝ち」

松「A、貴方こっそり夜中練習してました？」

松陽先生がニコニコしながら近づいて来た

貴「夜はぐっすり寝ていました」

私もニコニコしながら松陽先生に言う

桂「早い………」

銀「俺の全勝の歴史がァァァァァァァァァァ！！」←

高「お前数回俺に負けてんだろ」←

でも銀ちゃんが結構勝ってたんだよね？

なんか女に負けたことのない歴史壊しちゃってごめんね？悪気はないよ

そもそも本気じゃないし←

貴「ごめんね銀ちゃん……手抜いたのに勝っちゃって……」←

銀「傷つくからやめてェェェ！！」←