【銀 魂】透明エレジー【坂田銀時】

7話 過去篇1 兄も妹もバカだった ページ9

銀時side



そういやAって高杉と一緒に松下村塾来た訳じゃなかったんだよな

いきなり泣きながら現れたんだ………









俺が松下村塾に入って高杉達が来て少し経った

俺はこの生活をほとんどダラダラして過ごしていた←

俺は松陽にお使いを頼まれて帰っている途中だ

貴「………………」

で、今はある女の子にじっと見られている

銀「え、なに？」

女の子は目に涙をためている

俺、なんか悪いことした？

貴「お、お家なくなった」

は？それ俺に言ってなんとかなる？

貴「うわああああん！！」

あ、ヤバい松陽にゲンコツされる



その後話を聞くと、お兄ちゃんが居たらしいが勘当されてその後親が殺されたらしく

家がなくなったらしい

銀「んで、お前の名前は？あ、俺は坂田銀時な」

人の名前聞くときには先に名乗れって言われてたんだった

貴「A！高杉A！」

は？高杉？高杉ってあの高杉？

……………でもよく見たら目の色そっくりだな

アイツも勘当されたから松陽のところ来たんだから

銀「一つ聞くがお前のお兄ちゃんの名前は？」

貴「高杉晋助！！」

ああ、終わった

銀「A、ついて来い」

俺はAをおんぶして松下村塾に連れて行った









銀「着いたぞ………って寝てやがる」

どんだけ自由に生きてんだよ

アイツと正反対だな

松「おや、遅かったですね。後その背中の子は？」

銀「んなこと高杉に聞けよ」

松「なんで晋助なんですか？」

頭に？を浮かべる松陽を無視して俺は叫んだ

銀「高杉ィィィィィィィィィィィィィィィィ！！」←

高「うるっせェェェェェ！！！！！！」←

桂「肉球ゥゥゥゥゥゥゥゥ！！」←

貴「晋助ェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェ！！」←

俺達は全員叫んで居た

そう、心が叫びたがってるんだ←

松「うるさいですよ」

松陽はブラックな笑みを見せて言った

全「すんませんでしたァァァァァ！！」←

そして俺達は全力で謝罪をした←



高「ん？なんでAがここにいるんだ」

貴「は？お前誰」←

高「ブチ殺すぞテメェ」

貴「だって勘当されて死んだんでしょ？まさかここ………あの世？」←

妹もバカだった

ショックだ！超ショックだ！！

桂「勘当は死ぬことではない。親とか師匠との縁を切ることだ」

貴「ああ、そう。じゃあ晋助にお知らせがある」

高「なんだよ」

貴「家族も役人も全員死んだよ」←

高「」←

松「私空気？」←

松陽…………ゴメン←

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