検索窓
今日:30 hit、昨日:0 hit、合計:20,002 hit

34話 大好き ページ36

Aside



目を覚ますと私のそばから離れて外に出て行く玲奈が見えた

きっと正気に戻ったんだろう。それで私は病室にいるってところかな?

なんか怪我した覚えのない場所まで怪我してるけど………

まあ目も覚めたことだし最後の仕上げとして玲奈と話してくるか

私が死ななければ玲奈も助かること違いなし

私は無理やり点滴とかを取って玲奈の後ろをついて行った



玲奈が向かった場所は屋上だった





玲奈が屋上の端に行く

貴「玲奈!!」

私は飛び降りようとする玲奈を抱きしめる

玲「A…………?」

貴「死んじゃダメ!」

なんで次は玲奈が死のうとするの!?

玲「だって私はAに酷いことした。あの時、小忠太が考えてることが

分かってて刀を受け取らなかったらこんなことにはならなかった………」



確かに私達のことを好いていない奴が拾えば私達も相手も何もなかったかもしれない

だけど玲奈が悪い訳じゃない

貴「玲奈は悪くないよ………私はどれだけあの時玲奈に嫌いって言われても

嫌いになんかなってない。攘夷戦争の頃私達は親友だった。私は玲奈にどんなことされても

大好きだよ。嫌いになんてなれない」

今も嫌いなんて言われても私には届かないと思う

だって、私が玲奈の事を好きでいられる限りそっちの気持ちの方が勝ってしまうから

貴「だからさ、死なないで。これかも親友でいてよ。家からそんなに出られなかった私に

初めてできた親友なんだからさ」

玲「ごめん………ごめんねA私もAの事大好き!」

玲奈は泣きながら私の腕を握っていた

貴「うん、知ってる」

今までそんなに泣いたことがなかったが今は泣いていた

どうしてだかわからないけど嬉しかった

今度は二人で生きていられるから

私はさっき、あの時銀時が何を言おうとしてたか知った

一回私が死んだんだ

その後銀時も死んで過去に戻ってきた

そして、私を………玲奈を一緒に生きたまま救おうとしてくれていたんだって

だって、私が眠っていた間に松陽先生が教えてくれたんだから



グラッ

その時私達はバランスを崩した

貴「あっ!」

私達はそのせいで屋上から落ちた

なんとか屋上の角をつかもうとしたがギリギリ届かなかった

ああ、またダメかな…………

折角二人助かったのに…………

35話 ハッピーエンド→←33話 まだだ


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
17人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

さな(プロフ) - 夜ト好きの咲夜さん» 私も大好きなんです。とても切ないいい曲だと思います (2017年8月23日 23時) (レス) id: 857f12fc4d (このIDを非表示/違反報告)
夜ト好きの咲夜 - 透明エレジー好きな曲ですね。 (2017年8月23日 22時) (レス) id: 73df93152f (このIDを非表示/違反報告)
神秋 - かこの14は心の深い深い奥のそこに本当は隠してたんですが (2017年7月28日 12時) (レス) id: 73df93152f (このIDを非表示/違反報告)
神秋 - 最初はこういうことですね (2017年7月28日 12時) (レス) id: 73df93152f (このIDを非表示/違反報告)
神秋 - 最上階に君が1人 (2017年7月28日 11時) (レス) id: 73df93152f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さな | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kyo12271/  
作成日時:2017年4月30日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。