【銀魂】寺田綾乃（お登勢）には娘がいたようです2【坂田銀時】 (ページ24)

今日:8 hit、昨日:4 hit、合計:35,723 hit

65話プロポーズページ24

Aside

銀ちゃんが取り出したのは小さな箱だった

銀時はその箱を開ける

そこには輝く婚約指輪があった

銀「あのさ………付き合う事飛び越して悪いんだけどよ……その……

俺と結婚してくれない？」

え？結婚？いきなり？でも、銀時となら……

貴「私なんかでいいの？」

銀「俺はAが欲しいんだよ」

私はその言葉を聞いた途端涙が出て来てしまった

銀「え！？おい！なんで泣くんだよ！」

貴「だって…………嬉しいんだもん………」

今まで好きだった人と、初恋の人と結婚できるなんて思ってなかった

銀「なあ、俺と結婚してくれねーか？」

貴「………こんな私でよければ喜んで」

私は喜びの涙を流しながら笑ってそう応えた

銀「本当にいいのか？こんな年中金欠のプー太郎の嫁になって」

貴「私は初恋の人と結婚出来れば幸せです」

自分から言って来たくせに何を言うんだこの男は

銀時は箱から指輪を取り出して私の左の薬指に指輪をはめる

その指輪はダイヤモンドでキラキラと輝いて居た

貴「銀時、ありがとう。これからよろしくね」

銀「ああ」

銀時はそう答えると私にキスをした

誓いのキスを

その後私と銀時は柳生家に向かった

でもここでやっとなんで柳生家に行くのかが分かった

きっと結婚式だろう

私達の縁の深い徒たちを集めて楽しくカオスになりながらの結婚式

銀「A」

貴「何？」

銀「銀時じゃなくてよ、銀ちゃんって呼んでくれよ」

なんだこのたまにはあだ名で呼んでくれよって甘えるみたいな可愛さ

ま、いいか銀ちゃんって呼びやすそうだし

貴「いいよ銀ちゃん」

銀「そっちの方が馴染むわ。なんか呼び捨てってさ………ヅラとか高杉のイメージが

強すぎるしさ…………」

ああ、なるほど

そんなくだらない事を喋っていると柳生家に着いた

妙「あら、新婚さんの登場ね」

玄関には妙ちゃんが居た

綾「Aはこっちだよ」

松「銀時はこっちですよ」

支度かな？

私と銀ちゃんはそれぞれ呼ばれた方に行った

貴「平和な日常が続いていると思ったらこう言うことが起こるんだね」

綾「いいじゃないか。そもそも平和な日常が続いたらかぶき町じゃないよ」

それもそうか