【銀 魂】江華にそっくりな神威の妹、神楽の姉は隠し事があるようで【坂田銀時】

34話 攘夷戦争組集結 ページ37

Aside



貴「でもさ、それを続けた結果結局みんなに迷惑かけてた

心配かけてた。それに病気のことも親以外に言わなかった。もう助かる確率ないから

死んでもいいって思った。だけど万事屋で意識が途絶える前に私の心の奥から

本当の声が出てきた。生きていたいって、本当はみんなともっといたいって」

私は掛け布団にいくつもの染みを作る

私は泣いていた

今まで一回も泣いたことがなかったのに

神「姉ちゃんが………」

威「泣いてる……」

私が泣いているのを見てお父さんと神楽と神威と銀ちゃんは驚いていた

貴「本当は松陽先生死んだ時もお母さん死んだ時も悲しかった辛かった

泣きたかった。本当は神楽達ともっと遊びたかった。神威が出て行くの本気で止めたかった

お母さんとかお父さんに甘えたかった。銀ちゃんに病気のこと言っておきたった……」



でも、もう全て叶わない

私が全て隠してしまったから

神「私も本当は姉ちゃんと遊んだりしたかったアル。でも姉ちゃんがいつも

私達のために頑張ってくれてるの知ってたから言えなかったアル」

貴「私はいつでも遊んであげるよ？」

威「俺もあの時誰の言葉も聞かないで出て行った。本当はAが行くなって言ってるのに

無視して行った。あの時は鬱陶しいって思ったけど後々考えてみれば心配してくれてたのになって

後悔した」

貴「別に元気でいてくれるなら私は構わないよ

銀「俺はAと会えたことだけでもいいと思ってるし生きててくれるだけでいいと

思ってる。でもあんまり抱え込むなよ？そっちの方が大変なことになるからな」

貴「うん」

星「A、もう少し俺と母さんを頼っていいんだからな？」

貴「うん」

桂「やっぱり色々抱え込んでたのか」

高「あの薬、本当は思ってること全部吐き出す薬だったんだけどな

変な効果が出ちまったな」

辰「まあ今全部言ったしいいんじゃないがか？」

なぜか晋助とヅラと辰馬もいた

貴「し、晋助………」

高「悪かったな。俺は昔からAが何かを隠してる気がしててそれがなんなのか

知りたかったんだ。そんで銀時は無理に言わせたくないって言いやがるから

無理矢理あの時薬飲ませたんだ。そしたらなんか記憶が消えるっていう変な症状が出たみたいだ」

なんだ、嫌がらせじゃなかったのか

銀「どんだけ苦労したと思ってんだよ」

桂「全くだ。でもあの時の言動がAを奪い撮りたいみたいな感じだったな」

確かに

35話 本性を現した神楽の姉→←33話 私の中の私が叫んだんだ

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