【銀 魂】江華にそっくりな神威の妹、神楽の姉は隠し事があるようで【坂田銀時】

20話 過去篇5 大量出血 ページ22

Aside



ある日、私達は授業で山に来ていた

なんか絵を描くらしい

貴「銀ちゃん銀ちゃん、キノコあるかな」

銀「なんでキノコ？」

貴「食べれるじゃん」←

銀「確かにな」

結局木を描くことにした

山って木しかない

何描いても同じだ







次第に山で絵を書き終えた子達が遊びはじめていた

貴「私終わった」

銀「俺も」

私と銀ちゃんは松陽先生の所に持って行ってダラダラすることにした

貴「山の空気は美味しいね」

銀「そうだな」

私は遊んでいる小さな子供達を見た

すると一人の子がこけて、崖から落ちそうになっていた

貴「危ない！！」

私は急いで走って

落ちそうな子を安全な場所に戻した

そして私はあることに気がついた

自分が地上ではなく空中にいたことに←

銀「A！？」

気付いた時にはもう遅い、私は体制を整えることができないまま落ちた





銀時side



A落ちた？

「Aお姉ちゃん！！」

銀「おいガキ共、松陽呼んでこい」

俺は崖から飛び降りた

俺は普通に着地した

隣で倒れているAを見ると

大量の血が流れていた

銀「A！！しっかりしろ！」

Aは俺の呼びかけに反応せずグッタリしていた

体勢整えることが出来ないまま落下したから

思いっきり体打ったな



松「A！大丈夫ですか！？」

銀「出血しまくりだ。病院連れていかねェと」

松「銀時、先に連れて行ってもらえますか？すぐに行くんで」

銀「ああ」





俺は急いでAを病院に連れて行った



「夜兎だったら傷の治りは早いと思うんだけど血がね……」

銀「血？」

「うん。人間の血でも問題ないんだけど夜兎じゃなくなる可能性もあるんだ」

確か俺とA同じ血液型だったな

銀「どんくらい必要なんだ？」

「少しだよ」

きっと少しならそんなに夜兎の血が薄まらないはず

銀「んじゃ俺の血とってください」





そう言ってとってもらった血は少しっていう量じゃなかった

結構な量だ

医者の方では少しっていう量なんだろな







貴「あれ？着地成功した？」

銀「成功どころか意識失って大量出血で倒れてたけどな」

貴「うわっ！？」

あれで着地成功だったらヤベェよ

「あ、起きました？」

貴「あ！ここ病院だ」

今気づいたのかよ

銀「んで？俺の血を入れたらどうなった？」

貴「血？私そんなに出血した？」

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