隣にはいつも君

ヒーロー ページ47

「廉くん…！」





廉「離せや！！」







廉くんがものすごい怖い顔で男の手を振り払う




？「なんだテメェ！」




？「邪魔してんじゃねぇよ！その女よこせ！」






廉くんは私の前に立って私を隠してくれる



私は廉くんの背中にしがみついた









スタッフ「ちょっと！何してんの！？」






そこにスタッフさんたちが止めに入ってきてくれた






岸「2人ともこっち来て！」





その隙に岸くんが私と廉くんを連れて



男たちから離れた場所に移動した








岸「大丈夫…？」



廉「怪我は！？なんもないやろな！？」





2人が心配してくれて



ホッとして涙がポロポロ出てくる






「……うんっ…ひっ… ありがと…っ」






廉「怖かったよな、もう大丈夫やから」




廉くんは私の肩をずっと抱いててくれて








岸「一人にしてごめんね…」




岸くんは頭を撫でてくれる









スタッフさんたちが戻ってきて




スタッフ「大丈夫？もし何かされてたら…警察呼ぶけど」







私のせいで大事に…








「大丈夫ですっ…ごめんなさい…」





廉「お前のせいちゃうやろ」






スタッフ「廉くんも、一人で乗り込むなんてダメだからね！」





廉「……はい」





廉くんにも迷惑かけちゃった…

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