約束 ページ17
昼間は子供の声が響いて明るい公園も
今は誰もいない
廉くんはブランコを少し眺めてから
ベンチに座った
廉「公園とか久々やな」
「私も。ブランコ、一緒に乗る？」
廉「はぁ？遊びに来たん？」
「いや、乗りたいのかなーって思って」
廉「お前乗れば？押してやる」
「え、いいよ、自分で漕ぐから」
廉「…乗るんかい」
私がブランコを漕いでいるとベンチにいた廉くんも隣のブランコに座った
「やっぱり乗りたいの？」
廉「違う！ 遠かったら話されへんやろ…」
あ、そっか
私は漕ぐのを止めて隣の廉くんを見た
廉「今日、仕事やったん？」
「ううん、レッスン受けてただけ…廉くんは？」
廉「仕事…の後ちょっと遊んどった」
「廉くんは友達多そうだね、みんなもすごく仲いいし」
廉「俺引っ越してばっかりやから、そうでもないで」
「そーなんだ…」
廉「誰かに…」
「？」
廉「誰かに何か言われたりした？紫耀…とか」
「何か、って？」
廉「だから……誘われたりとか」
「え！？何もないよ！」
廉「ホンマに？」
「本当に」
廉「じゃあ、、、」
そよそよと風が吹いて
二人の髪が揺れる
廉「今度二人で、どっか行かへん？」
「え？」
廉くんは私をちらっと見て、すぐに顔をそらした
「うん、いーよ」
気がついたらもう暗くなっていて
私たちは家に向かった
「ただいまー」
紫「おかえりーAちゃん、って廉も一緒やったんや…」
廉「そこで会っただけやで〜、なっ」
「…うん」
紫「ふーん……廉、めっちゃご機嫌やね」
ふんふん歌い出す廉くん
神「カラオケでも行ったの？」
廉「行ってないけど？」
と廉くんは歌いながら部屋に上がって行った…
海「Aちゃん、これなに？」
海人くんが指してるものは
「あっ、これ？えっと…雑誌…」
玄「あーー○○じゃん、買ったの？」
「うん、なんかみんな載ってたから、つい」
みんなで雑誌を見ながらワイワイしてると
廉「腹減ったー、みんな飯は…って何してんの」
「あっ、やば」
廉「…まさか、お前それ」
さらにワイワイぎゃあぎゃあ
今日も賑やかなシェアハウス
岸「んっ？ 何？何騒いでんの？」←寝てた人
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 238人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
たかりな(プロフ) - りぃちゃんさん» キュンキュンしてくれたなんてめっちゃ嬉しいです！ありがとうございます！ (2016年3月7日 0時) (
レス) id: ca876caef0 (このIDを非表示/違反報告)
たかりな(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！続編書き始めたので読んでくれたら嬉しいです！ (2016年3月7日 0時) (レス) id: ca876caef0 (このIDを非表示/違反報告)
りぃちゃん(プロフ) - 凄くキュンキュンしながら毎回見させてもらってます！更新待ってます！ (2016年3月7日 0時) (レス) id: 59e4361566 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - いつも、楽しくみさせてもらってます！更新待ってます！ (2016年3月6日 22時) (レス) id: 5a865cea90 (このIDを非表示/違反報告)
たかりな(プロフ) - しおんさん» コメントありがとうございます！ (2016年2月4日 14時) (レス) id: ca876caef0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：たかりな | 作成日時：2016年1月31日 1時
