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【O】
翔くんの手当てが終わって先生からこれからのことを話したいと言われて全員がリビングに集まった
和は翔くんから離れると落ち着きがなくなるけど、一緒にいたら大丈夫
先「改めまして、医師の戸田です
社長さんから話は伺っていたんですが、思った以上に深刻ですね」
「そうですよね…
一応入院して最低限の治療はしてもらったんですが、マスコミが来たり、翔くん自身も治療に対する拒否がひどくて追い出されたから、まだ傷も治ってなくて…」
先「社長さんから許可と費用は頂いてるので、ここで病院と変わらず治療ができるように器具と設備を揃えましょう。
連絡をいただいた時は僕も最短で駆け付けられるようにしますし、皆さんにもある程度の手当てや薬の管理を、と思っています」
M「でも僕らには知識が、」
先「そこはしっかりサポートさせていただきます
和君も頑張ったね。翔くんのこといっぱい守ってくれたんだよね。」
N「ん。」
この二人、今日が初対面じゃないみたいなんだ
俺らのことは苗字で呼ぶのに和だけは「和君」って。
「2人は面識が…？」
A「うん、和の栄養面の面倒をじっと見ててくれたんだ
今でもお世話になることもあったから、翔ちゃんのこともお願いできるって思ってさ。」
M「なるほどね」
「じゃあ雅紀とも知り合いなのか」
M「うん。戸田先生は精神科の先生でもあるから安心だよ！」
O/M「「これからよろしくお願いします」」
先「こちらこそ、よろしくお願いします
はじめのうち、僕は翔くんにとって恐怖の対象にしかならないと思いますが、できるだけ早く恐怖心がなくなるように努力しますので、皆さんにはフォローをお任せしたいです」
「もちろんです」
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作者名：きー | 作成日時：2021年5月6日 1時
