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【智】
和は夜になっても退行が抜けず、寝る前に愚図り出した
「かずくん寝ようよー」
和「やっ」
「じゃあ起きてる？」
和「やだっ」
ここまで来ると自分がどうしたいのかきっと分からないんだよね
目にいっぱい涙を溜めながらソファーに横になってる
「かずくん抱っこするからにいと一緒にお布団行こうね」
抱っこして和の部屋まで連れて行ったもののイヤイヤが始まった
何とか一緒に布団に入ったけど寝たくないみたいで寝ないようにずっと寝返り打ってる
お留守番いやだよね
怖いよね
置いてかれちゃうって思うのかな？
ふと視線を感じてドアの方を見ると翔が立っていた
〈おいで〉
ｺｸｯ
〈どうした？〉
翔〈寝れないのかなって思って。
俺の言うこと、伝えてくれる？〉
〈いいよ〉
「和？翔にいが明日お迎え行ってあげるよ、だって」
和「にいも？」
「ん？俺？」
和「うん」
「いいよ、2人で迎えいく」
和「んふふー」
「お、笑った」
安心したのか、背中を摩ってあげるとすぐに寝た
それからベッドの上で翔の読唇術と発語の練習をして布団に入ろうとすると翔が潜り込んできた
翔〈明日何時に終わるの？〉
〈わかんない
何も言われてないから昼頃には終わると思うけど〉
翔〈一緒に迎え行けないね〉
〈翔に合わせて余計に待たせるのも可哀想だから俺が先に迎えいくよ
どっかで時間潰してるから仕事終わったら連絡して？〉
翔〈わかった〉
翔は自分の布団に戻っていき、俺も布団を被りなおす
．
？「……にい、さとしにい」
「ん……どした？」
ゆっくり目を開けると和をおんぶした雅紀がいた
「なに、どしたの？」
雅「和が寝れないって泣いてた
俺が一緒に寝ようと思ったけどイヤイヤって。」
「そっか、雅紀ありがとう
和おいで」
これにもイヤイヤ
雅「お前いい加減にしろよ！」
和の不安定さは自分でもコントロールできなくて。
それに眠さが加担していつも以上に愚図ってしまった
そう分かっていても夜中に起こされたことに苛立ったんだよね…
誰だって夜中に起こされるのは好きじゃないから。
突然の大声にびっくりした和が大泣き、さらに泣き声で潤も起きてしまった
雅紀は部屋を飛び出して行くし…
「潤、明日起きれないよ？」
潤「いい、明日休むから。」
「それはだめ」
何とか潤を部屋に帰し、和を寝かしつけて雅紀の部屋に向かう
きっと泣いてるはずだから。
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きー(プロフ) - _桜良さん» リクエストありがとうございます！病気系は少し時間がかかってしまうと思いますが必ず書かせていただきます！ (2021年2月13日 0時) (
レス) id: 746c8497d6 (このIDを非表示/違反報告)
_桜良(プロフ) - 流星へ願いを込めてと設定は同じで、翔くんメインで脳出血を発症するも他の兄弟たちにうまく伝えることができなくて倒れてしまうお話が読みたいです。重たい内容ですいません… (2021年2月12日 23時) (レス) id: 1372bbf4a8 (このIDを非表示/違反報告)
きー(プロフ) - _桜良さん» もちろんです！お待ちしております！ (2021年2月12日 16時) (レス) id: 746c8497d6 (このIDを非表示/違反報告)
_桜良(プロフ) - 書いてくださりありがとうございました！楽しく読まさせていただきました！また、リクエストしてもいいですか？ (2021年2月12日 15時) (レス) id: 1372bbf4a8 (このIDを非表示/違反報告)
きー(プロフ) - _桜良さん» 短編完成しました！リクエスト集にて公開します！楽しんで頂けたら嬉しいです(^^) (2021年2月11日 23時) (レス) id: 746c8497d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きー | 作成日時：2021年2月7日 17時
