62. 月夜 ページ23
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A『…よし』
3人ともカレーに夢中になり始めてるし、秒で帰れば問題ねぇだろ。
A『………』
3人が、同時に瞬きをした瞬間!!
_____今だ!!
妙「…あら?Aちゃん、息切れしてるけど大丈夫?」
A『だい、じょ、ですっ…』
まずは1人目…!
銀時「うお、うまそー。」
桂「いつの間に…」
高杉「あいつにあんな特技があったとはな。」
次!2人目!!
A『あ、3人ともカレーおかわりします?まだたくさんあるんで』
神楽「いいアルカ!?ひゃっほーい!!」
妙「神楽ちゃん、危ないわよ!」
新八「僕が分けてあげるから、そんなに慌てないで!」
神楽「早くするネバカメガネ!」
新八「誰がバカメガネだ!!」
3人全員、目は台所を見てる!!
よしッ!!
妙「…Aちゃん、お水飲んだら?」
A『や、お気になさらず…!』
一気に2人分完了!!
桂「…これはうまそうだ」
高杉「ククッ…」
銀時「んぐ、うめぇ」
辰馬「わしのはまだかのう?」
あぁ、ダメだ。疲れた。
A『すいません、ちょっと外の空気すってきます。』
神楽「りょーかいネ!」
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A『はー…』
夜の江戸って、こんなだったっけ。
銀時「おう、お疲れ」
桂「なかなかのものだったぞ、Aのカレーは」
高杉「………。」
A『おぉ、3人…ってどうやって出てきた?』
銀時「心配すんなって。あいつらにはバレてねーから」
高杉「うるせーのは眠らせといた」
うーん…坂本は、最初っから寝かしときゃ良かったか?
高杉「今宵は満月だな…」
A『あぁ、江戸がより一層輝いて見える』
銀時「…今晩はかぐや姫のご登場もあって」
A『かぐや姫?何処にいるんだ』
冗談ならやめてほしいな。
桂「本当に、…美しく照らされている」
神楽「Aー!!おかわりほしーアル!!」
元気な少女の声が、江戸に響く。
A『…さて、私は行くぞ。あとは帰るなりなんなり好きにしてくれ。』
高杉「…あァ」
私は月を一度見上げてから、万事屋に入った。
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ゆる - えー終わりなんですか!?続きが読みたかったです… (2020年7月1日 18時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
Ramu24(プロフ) - 零さん» 愛しの神楽ちゃん!!たんオメですよ〜〜!ありがとう更新頑張る!! (2019年11月4日 20時) (レス) id: c5442b8ee9 (このIDを非表示/違反報告)
零 - うぇぇグラさん可愛ぃぃんー更新お疲れ!忙しそうやけどガンバ! (2019年11月3日 19時) (レス) id: b9ca4b6036 (このIDを非表示/違反報告)
零 - おめでとうございます! (2019年10月11日 7時) (レス) id: b9ca4b6036 (このIDを非表示/違反報告)
Ramu24(プロフ) - 零さん» 返信遅れてごめん!結局ぼっちにするw (2019年10月5日 19時) (レス) id: c5442b8ee9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ramu24 | 作成日時:2019年2月28日 19時