温泉に入る話 ページ10
＊2人でアローラ地方に旅行に来てます。
＊部屋にある温泉に入ってます。
＊甘めな話です。
A『…………』
キバナ「はぁ、いい湯だな。」
A『…そ、そうですね。』
キバナ「随分遠くにいるな。
せっかくの2人きりの旅行なんだから、
もっとこっちにこいよ。」
A『む、無理です…』
キバナ「…なんでだよ。」
A『だ、だって今…すっぽんぽんですよ！？』
キバナ「別に今更そんなこと気にしなくても…
何回も見てるし、Aの身体。」
A『っ〜〜〜キバナさんの変態！』
ザブン！とほっぺまで温泉に浸かると、
キバナさんはクククと笑った。
チラッとキバナさんを見ると、
鍛えた褐色の肌が温泉の湯けむりもあってか
いつもよりも色っぽく見える。
キバナ「ここの温泉は白く濁ってるのが
特徴的だから、身体なんて見えないぜ？」
A『…確かに！』
キバナ「何にもしないから、
はやくこっちにこいよ。」
A『………』
無言でゆっくりキバナさんの隣まで歩いた。
隣に来ると満足したのか、
ニカッと刃を見せながら笑った。
キバナ「いやーいい湯だな。
最近忙しかったし、最高だな。」
A『ですね！リフレッシュに最高です。』
キバナ「まあ、観光だけじゃなくて
仕事もしないといけないんだけどな。」
A『アローラ地方のポケモンかぁ…
なんだかワクワクしますね！』
キバナ「だな！…なあ、A。」
A『なんです…っ！』
キバナさんにキスされた。
私の背後の岩に手をつきながら、
2回、3回と繰り返しキスされる。
A『何にもしないって言ったじゃないですか！』
キバナ「あー悪い、我慢できなかったわ。」
A『もう！やっぱり端っこに行きます！』
キバナ「オレから離れるのはダメ。」
後ろからギュウと抱きしめられ、
動くことが出来ない。
仕方ないので大人しくすることにした。
A『なんだか今日のキバナさんは
一段と"オレ様"ですね。』
キバナ「オレだって甘えたい時ぐらいあるぜ？」
そう言うと背後から私の首筋に噛み付かれた。
チクリと痛みが走る。
A『…"温泉内では"やめてください。』
キバナ「んー…"温泉外なら"いい？」
A『……ダメです。』
キバナ「嫌だ、無理。」
今日の夜は眠れなそうだ。
＊END＊
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不思議の国のきゃさりん(プロフ) - ゆゆゆん@VIIさん» ありがとうございます(^ ^) 喜んでいただけて私も嬉しいです！ (2021年1月10日 14時) (
レス) id: a95cf31f0d (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆん@VII - 好きぴが大渋滞してる… 主様の文学センス(？)大好きです。 (2021年1月10日 0時) (レス) id: 9d1fd84ab8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：不思議の国のきゃさりん | 作者ホームページ：http://ttttt
作成日時：2020年7月14日 13時
