前髪を切りすぎた話 ページ20
＊二人は付き合ってません。
＊ジムチャレンジ中です。
＊A→♡←ビート です。
＊朝、スボミーインにて＊
A『はぁ…やらかした。』
最近前髪が伸びてきたので、
自分で切ったら…完全に切りすぎた。
鏡の前で何度も前髪を触る。
A『ヘアサロンで切ってもらえばよかった…』
いつもは見えない眉毛がハッキリと見えている。
最近は"おんまゆ"とか言う前髪が
流行ってるみたいだし…大丈夫かな？
・
ホップ「お！A、おはよー！」
A『お、おはよー！』
マリィ「…何でおでこ隠してるの？」
A『え！こ、これは、その…』
マリィ「…えい！」
A『ま、マリィちゃん！？』
マリィちゃんに隠している両手を掴まれる。
振り解こうとするけど、意外に力が強い。
マリィ「おー前髪切ったと？」
ホップ「本当だ！サッパリしてるぞ！！」
A『ホップ！声が大きいよ！』
ロビーで騒いでいると、
チンッと背後のエレベーターが止まった。
ビート「朝から騒がしいですね…
エレベーターの中まで声が響いてましたよ。」
ホップ「いや、Aの前髪がさ！」
A『ほ、ホップ！！』
ビート「…！！！」
A『えっと…前髪…ど、どうかな？』
ビート「…えっ！…あ、えっと…」
マリィ「(…頑張れ！)」
ビート「…かっ…かわっ…」
A『か、川！？』
ビート「かわっ…変わってないんじゃないですか？」
A『…え！？』
ホップ「いやいや！めちゃくちゃ変わってるだろ！
オマエ、Aのどこ見てたんだよ！」
ビート「う、うるさいですね！」
マリィ「…先に行ってる。ほら、アンタも行くよ。」
ホップ「え！オレ？A、先に行ってるぞ！」
マリィ「…頑張れ(ボソッ」
ビート「…！！！」
マリィちゃんがビート君に何か呟くと
ホップと二人で外に行った。
・
ビート「……ボク達も行きましょうか。」
A『うん！』
ビート「…あ、あの…」
A『ん？なあに？』
ビート「…ああ！もう！」
A「び、ビート君？」
ビート君が私に近づき、
耳元で聞こえるか聞こえないくらいの音量で…
ビート「…前髪、似合ってます。」
A『……えっ！』
ビート「……じ、じゃあ。」
顔を真っ赤にしたビート君が早足で逃げた。
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不思議の国のきゃさりん(プロフ) - ゆゆゆん@VIIさん» ありがとうございます(^ ^) 喜んでいただけて私も嬉しいです！ (2021年1月10日 14時) (
レス) id: a95cf31f0d (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆん@VII - 好きぴが大渋滞してる… 主様の文学センス(？)大好きです。 (2021年1月10日 0時) (レス) id: 9d1fd84ab8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：不思議の国のきゃさりん | 作者ホームページ：http://ttttt
作成日時：2020年7月14日 13時
