＊happy birthday！ 【ジョージ】 ページ12
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＊付き合ってます。
＊卒業後のお話。
＊ヴォルデモートがいない世界です。
4月1日はエイプリルフールだ。そして私の彼氏のお誕生日でもある。イタズラが大好きな彼のために私はびっくり箱を作っていた。
毎年誕生日には手作りのケーキを焼いたり、その時に欲しがっている物をあげたりしていたが、今年はいつもと違って特別な日にしようと決めていた。なせなら、今年の夏に私たちは結婚する。なので彼女としてお祝いできるのは今年で最後だ。
杖を大きく振って用意した大きな箱にサクラの花びらをたくさん入れていく。そして自分の体に大きなリボンを巻き付けると箱の中に入って蓋を閉めた。
ちなみにこの作戦を考えたのは私ではない、彼のお兄さんのフレッドだ。毎年同じような誕生日になっていてマンネリしていると愚痴をこぼすと、「なら私をプレゼント♡とかどうだ？」とニヤリと笑いながら提案してきたのだ。
馬鹿馬鹿しいと思い肩をすくめると、フレッドは真面目な顔で「男って案外単純なんだぜ」と言った。
付き合いたてのカップルがやるようなことを、今更やるなんてと思ったが、あえてこのタイミングでやるのも悪くないななんて思ったりもしたが、いざ本番が近づくと恥ずかしさで顔が燃えるように熱かった。
私の調べによると裸になり体にリボンを巻く人もいれば、リボンに見立てたセクシーな下着を身につける人もいるらしい。流石にそんな勇気はなかったので、この日のために購入した可愛いワンピースの上からリボンを巻きつけた。
さあ、準備はできている。後はジョージが帰ってくるだけだ。ドキドキしながら真っ暗な箱の中でじっとしていると、暖炉の炎が燃える音が聞こえてきた。
ジョージが帰ってきた！！息を殺して杖をギュッと握り締める。コツコツと靴の音が近づいてきた。
ジョ「A帰ったよ…ってなんだこれ」
ジョージはボンボンと箱を叩いた。よし、今だ！
サクラの花びらと一緒に私は舞いながら箱から笑顔で飛び出た。ジョージは後退りしたが、箱の中身が私と分かると嬉しそうに抱きついてきた。
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不思議の国のきゃさりん(プロフ) - るあさん» コメントありがとうございます。推しが似てて嬉しいです☺︎ 落ち着いたらリクエスト募集する予定ですので、もし推しのこんな話が読みたいと思ったら気軽にリクエストしてくれたら嬉しいです。 (8月4日 12時) (
レス) id: ebe400c457 (このIDを非表示/違反報告)
るあ - え、、（泣）めっちゃ好き、、。主様と好み同じなのか、推ししかでて来なくて嬉しい。 (7月24日 17時) (レス) @page16 id: 1f62dc7167 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：不思議の国のきゃさりん | 作者ホームページ：http://ttttt
作成日時：2023年1月4日 20時
