【A3!】光の指す方へ第２幕 (ページ47)

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▲Itaru’s birthday 2017.4.24 3/3 ページ47

▲Itaru’s birthday 2017.4.24 3/3

￤至 side￤

A「そういえば、みんなでお手紙書いたんですよ！」

咲也「至さん、お誕生日おめでとうございます！そして、お仕事お疲れ様です。

至さんには、色んなことを教えてもらえて感謝してます♪

これからもよろしくお願いしますね！」

真澄「言うことないし、書くことない。アンタのことは全然好きになれない。

だけど、まぁおめでとう。」

万里「至さん、誕生日おめっす♪

帰りが遅いんで、結構レベル上がってるんすけど。
早くここまで来てくださいよ～」

シトロン「ハッピーバースデーネ♪

言いたいことはたくさんあるネ。
帰ったら部屋フック待ってるヨ！」

※フック→ノック

綴「至さんのためにたくさん作ったんですから、残さず食べてくださいよ？

改めて、お誕生日おめでとうございます。」

椋「至さん、お誕生日おめでとうございます♪

至さんはホンモノの王子様みたいで、いつも勉強させて貰ってます！！
いつか、僕もそんな風に……」

いづみ「至さん、お誕生日おめでとうございます♪

初めはONとOFFが激しくて、正直大変だと思ってました。
でも、今ではいてくれてよかった。
大切なうちの舞台俳優です！

これからもMANKAI☆カンパニーを盛り上げていこうね！」

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みんな………

多分、今日という日がなかったらこんな気持ち、気付かなかったんだろうな………

俺、いつからこんなに、熱くなってたっけ？

A「至さん、私からもひとこといいですか？」

隣で一緒にいた彼女がそう言った。

そして、返事をする間もなく話を続ける。

A「至さんは、完璧なようで少し不器用なところがあります。

何かあったら、大人だからとか関係なく、我慢せず言ってください。
僕がいます。そして、みんなもいます。
みんな、至さんのことが好きです。
誰でもいい、頼ってください。」

熱くなってきたのか、少し彼女の目が潤んできたのがわかる。

A「みんな、至さんに助けられてます。
至さんに恩返しがしたいから………」

そして、しばらく沈黙が続いた。

きっと、彼女は声を出せば涙が溢れてしまうのだろう。

そして、落ち着いたのか重たい口を開けた。

A「改めて、お誕生日おめでとうございます！！」

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