△85「ごめんなさい」 ページ44
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「ごめんなさい。」
この気持ちに答えられないことが少し辛かった。
想うのも辛いけど、想われるのも同じくらい辛かったんだ………
『知ってる。
それでも言いたかったから。』
その気持ちも知ってる。なのに………
あぁ………矛盾してるな………
「ありがとう
………とっても嬉しい」
だけど、この気持ちは初めて知った。
想ってくれる人がいることってこんなに嬉しくて、幸せなことなんだ………!
真澄「……そろそろ帰る。」
咲也「えっと、お話は終わりでいいのかな?」
万里「さすがにこれ以上、お前らの世界見せられてたまるかっつーの。」
「ご、ごめん!今行きます〜〜!」
万里「バラしたらお前のことも言いつけるからな!?」
『別に言いませんよ。』
最後にひとことだけ………
「柊木くん……
………また明日ねっ!!」
(あんなことしたのに、諦めようとしてるのに、ああいうことされると揺らいじゃうじゃんか………)
·
万里「つーかお前、俺らが来なけりゃどうしてたんだよ!」
真澄「俺が付けてなかったら………」
咲也「みんな心配するから、危ないことはしないでね?」
「ごめんなさ〜〜い!!」
·
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作者名:きゃらめるみるく | 作成日時:2017年4月10日 1時