△１２１｢２人きりの練習｣ ページ20
△１２１｢２人きりの練習｣
紬｢へぇ〜、それで毎日のように学校行ってるんだ？｣
万里｢だから、あの真澄が毎日学校行ってるわけだ？｣
天馬｢A……シンデレラ…………｣
東｢気になるよね？かわいいAのドレス姿。｣
三角｢ドレスはさんかくかな〜〜？｣
いづみ｢当日は私もぜひ！｣
臣｢俺は写真を撮りに行こうかな？｣
綴｢脚本の勉強に……｣
一成｢オレも絵のインスピレーションになるかもだし、行きたいっ☆｣
誉｢新たな詩興が湧くかもしれないし、ぜひ行きたいね！｣
左京｢俺もAの演技を見に行く。｣
十座｢演技の勉強に行きたい。｣
幸｢こんな男だらけのところにいるAは大変だね。｣
太一｢で、でも、やっぱり、真澄クンの王子様はもちろん、Aのお姫様姿｣
椋｢僕も、ぜひ行きたいです！シンデレラといえば、王子様とお姫様が………｣
シトロン｢純愛でとってもイイネ〜〜｣
至｢なんでもいいけど、練習のせいで最近A真澄に取られすぎじゃね？
今も２人で練習してるんだろ？｣
咲也｢確かに、一緒に住んでるのにあんまり会えないのは寂しいですよね……｣
密｢Aに膝枕してもらえない。｣
丞｢それは、普通だと思うぞ？｣
.
その頃、Aの部屋では
『って感じでどうかな？』
一通り軽くセリフを通す。
真澄｢うん、かわいい。｣
さっきから、真澄くんはこれしか言ってくれなくて………
『後は最後のシーンだよね………』
このシーンは、やっぱり………
『やっぱり、何とか説得しよう。私がなんとか………』
真澄くんのためにも………
真澄｢俺は別にいいよ。それとも、Aは嫌なの？｣
そ、それは………
『嫌って訳じゃないけど……』
でも、ここまでしなくてもいいと思うけどなぁ、、、
まぁ、真澄くんがいいならいいんだけど。
『そろそろ、みんなのところに戻る？』
練習も結構したし、今日はこれくらいで………
真澄｢いや、もう少しだけする。｣
カントクさんに、かっこいいところ見てもらいたいのかな？
『わかった。あともう少しだけしよっか。』
.
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作者名：きゃらめるみるく | 作成日時：2017年7月8日 15時
