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Aside
昨日いっぱい流れていた涙も、
朝になって目を覚ますと知らない間に止まっていた。
涼太とちゃんと話さなきゃ。
とか思いながらも、なんてLINEすればいいか分からず
考えてた時に丁度涼太からのLINE。
涼太 “ 今から会って話せるかな。 ”
私は迷うことなく、うん。とだけ送った。
それから、近くのカフェに集まる事になった。
「ごめんね、待った?」
涼太「ううん、さっき来たとこ。
急に呼び出したりしてごめんね。」
「ううん、全然いいよ。」
「…あ、あのさ。色々ごめんね。」
「私本当はね、ちょっとだけ気づいてた。
玲於のこと好きなのかもって、」
涼太「うん。」
「なのに、昨日はあんな事言ってごめんね。」
涼太「俺もごめん、あんな言い方して。」
涼太「けど、Aが良ければまた前みたいに
今まで通り一緒に飲んだりしてもいいかな。」
なんて言いながら、気まずそうに笑った。
私も前みたいに一緒に飲んだり、
一緒に話したりしたい。
だから、答えなんて決まってる。
「うん。もちろん。」
「やった!」
そう言ってちっちゃくガッツポーズした。
そんな涼太を見て笑った。
「ふふっ」
涼太「あっ、そう言えば、言ったの?玲於に」
「何を?」
涼太「Aの気持ち。玲於に言ったの?」
「…言ってない。」
涼太「明後日には、日本に居ないよ。」
「…え?」
「ロサンゼルス行くんだって、玲於。」
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きゃらめる(プロフ) - 愛さん» こちらこそありがとうございます! (2018年3月4日 9時) (レス) id: 6b119df31d (このIDを非表示/違反報告)
愛 - れお君のこともっと好きになっちゃった。ありがとう (2018年3月4日 8時) (レス) id: 9d670e9248 (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめる(プロフ) - 比奈太さん» 早く更新出来るように頑張ります! (2018年1月26日 22時) (レス) id: 6b119df31d (このIDを非表示/違反報告)
比奈太 - 速く更新して〜!楽しみすぎる! (2018年1月26日 22時) (レス) id: 6f283cc2fa (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめる(プロフ) - 玲奈さん» 私も書いたやつを読み直したりしてみると、切ないなって思います!(笑)更新頑張ります! (2018年1月26日 7時) (レス) id: 6b119df31d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きゃらめる | 作成日時:2018年1月21日 12時