ヘタレな君は警察官になっていました。【我妻善逸】

迷子？ ページ25

家に帰っている途中、道端に座っている小さな女の子を見つけた。





こんな時間に…？親は…

とりあえず声をかけてみよう。




『ねぇねぇ！ここで何してるの？』



その女の子は話しかけると肩をビクッと震わせた。


『あっ。ごめんね。びっくりしたよね』


女の子は首を小さく振った。


『名前はなんていうの？』


「もあ…」


『もあちゃんね！何歳？』


もあ「10歳…」


『10歳か！お家は？』


もあ「お母さんと喧嘩したの…」




そう言って泣き出してしまった。



『大丈夫だよー！私がいるからね！私の名前はA！』


もあ「Aおねぇさん？」


『うん！』




そこから2人で話した。

もあちゃんは、とにかく走ってきたようで、帰り道がわからないそうだ。



もあちゃんが私に慣れてくれたところで、交番に連れて行こう。善逸もいるだろう。




『もあちゃん！交番に行こう？お母さん、きっと心配してるよ？』



もあ「うん。」


そこから2人で手を繋いで、交番へ向かった

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