隣人は私のファンらしい。その4【竈門炭治郎】

飲み会 ページ26

ある日、私は飲み会のために部屋を出た。





その時炭治郎も部屋を同じタイミングで出てきた



炭治郎「A、どこか行くのか？」


『あ、飲み会に行くの』


そう言うと、炭治郎はずいっと近づいてきた


炭治郎「誰とだ？」

『えっとね…』



ブーっ＿ブーっ＿

私の携帯が鳴っている。これは電話だ



『ごめん。炭治郎』

私は炭治郎に謝ってから電話に出た





『もしもし…』


杏寿郎「A！大丈夫か？みんなもうついているが…」


杏寿郎からだった

そう。この飲み会はあのアニメを担当したメンバーで
するのだ




『あ、ごめん。ちょっと立て込んでて…』


杏寿郎「店の前で待っているから、ゆっくりきてくれていいぞ！」

『あ、ありがとう…』




ふと炭治郎の顔を見ると、案の定ぷくっと頬を膨らませている


そして、電話を切ると


炭治郎「煉獄さんと飲みに行くのか！？」


『あ、あのアニメの声優やった人で飲みに行くから…
別に2人ってわけじゃないし。』


炭治郎「それでも嫌だ。だって、あのアニメはほとんど男の人が声優じゃないか！」


『いやいや、女の人もいるよ？』



それから色々言い合いをしていたが、時間がもうまずい



『炭治郎には悪いけど、もう行くから！私は炭治郎が1番だから！』


炭治郎「…あまり飲みすぎたらダメだぞ。」


炭治郎はやっと行くことを許可してくれた





それを聞いた私は店へ向かって走り出した

酔った→←ずっとの意味〜炭治郎side

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す