やらかさずに生きよう。ばーじょん2

ん ページ32

「あ、昴さんこれしましょ！」

プリクラを撮り終えた後でゲーセンの中を移動していたら私の好きなシューティングゲームが目に入った。銃をカチャカチャして玉詰め替えるタイプ面白いよね！

良いですよと了承を貰い互いにお金を入れて銃を持つ。意外と似てるな…なんて小さく呟いた昴さんの言葉にはスルー決め込む。実物とか何それ私知らない。

それにしてもすばるん元い赤いシャアさんって現役FBIだからゲームでも凄かったりしちゃったりしてー。

そんな事を軽く考えながら銃を構えた私は後に頭を抱えるのだった。


ーーー
…嘘だろおい。
画面を見ながら乾いた笑いを零す。

「普通こういうゲームって100円じゃ済まない作りになってる筈なんですよね…なんで100円で最終ステージまで進んじゃってるんですか昴さん！？」

しかもこやつ、私のことを守りながら連射しているのだ。お陰様で私のゲージは未だフル満タンである。す、末恐ろしい…流石すぎるよFBI！

チラリと横を見れば開眼した状態の昴さんが真剣に画面を見据え銃を連射している。う、打つの的確すぎる。打ち逃しが無いんですけど。そして玉替える作業はっや！一瞬で替えてまた連射している。

結局その後普通にラスボスも倒し、スコアはフルコンボだどんでした。

「楽勝でしたね。」
「おかしい、絶対おかしいどうなってんの…ッ！？」

人生の中で上位に食い込むほど凄い体験をした気がする。流石赤井秀一、FBIの名は伊達じゃなかった。

「Aさん、楽しかったですか？」
「楽しかったというか昴さんが格好良すぎました。」
「それは良かった。」

この後レースゲームもしたが2周も差をつけられた。何あのハンドル操作とギア調節の速さ！あとクレーンゲームでは軽々とアルパカのぬいぐるみをゲットして私にくれた。

「昴さんすっご。」

もはや凄いという言葉しか出てこない。

「この程度、大したことないですよ。」

と微笑まれて赤井さんにとってゲームセンターなんてただのおままごとと同じ程度なのだろうなやっぱすっげーや…思いを馳せた。

もっふもふのアルパカを抱き締めながら私は改めてスパダリのスペックの偉大さを感じるのであった。


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ひゃぼ様コメントありがとうございます。まだまだ落とさない所存です(笑)コナンくん可愛いですよね…イチャコラ。書きますッ！

十六夜様コメントありがとうございます。コメント2つお気になさらずー！萌、凄い嬉しいです。目標キュン死にで頑張ります！

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