結婚 ページ7
ー A……起きて、A
『……りょーちゃん…？』
阿「おはよう、A」
『！おかえり…！！』ｷﾞｭｯ
阿「あはは、ただいま！遊ぼっか」
『うん…！！！』
昔から優しくてかっこいい亮ちゃんが大好きだった
「ほんとAは兄貴のことが好きだよね」
『うん！A、りょーちゃんとけっこんする！！』
阿「本当？嬉しいな」
『…りょーちゃんはAとけっこんしてくれる？？』
阿「もちろん。Aが大人になっても気持ちが変わってなかったら、結婚しよっか！」
『！…うん！！！』
亮ちゃん
私ね、亮ちゃんのこと……
「阿部さん！！好きです…！！！付き合って下さい！！！！」
『無理です』
「ど、どうしたら付き合えますか！？！！」
『私があなたと付き合うことは一生ないです』
「ば、バッサリいかれた…！！」
「大丈夫かアイツ…！？」
「天使みたいな顔してるのに…」
どうでもいい
どうせあなたたちが見てるのは私の顔だけでしょ
「SnowManカッコよくない！？」
「シングル買っちゃった〜！！」
「しょっぴー好きなんだよね」
「え〜私は阿部ちゃんかなあ」
うるさい
私が1番亮ちゃんのことが好きだ
私が1番…！！
【聖地巡礼じゃん！】
『ふ、』
……いや、何思い出してんの…？？
…そもそも聖地巡礼って何？
『………アニメや漫画に縁の深い場所を聖地と称し、それらの愛好者が訪れること？……使い方間違ってない？あの男』
阿「Aに友達が出来ないんだよね」
佐「Aちゃんガード硬そうだもんねえ」
阿「昔はみんなと仲良く出来る子だったんだけど…今は多分、俺が兄だってバレちゃいけないって思い込んじゃってて。それに、男の子から結構言い寄られることも増えてるから…」
佐「マジ漫画じゃん！女の子の嫉妬とかもあんのかなあ」
阿「あんまり学校のことは言ってくれないから心配なんだ。でも、この前佐久間が遊んでくれた時久しぶりに家族の前以外でがっつり楽しんでたから嬉しかった。また遊んであげて」
佐「いや俺は推しに会えて嬉しいけどAちゃんは俺の事嫌いじゃん？」
阿「？ほんとに嫌いならAはバサッと切り捨てるよ」
佐「言い方こわ！！！！」
阿「大丈夫だから！今度また佐久間が暇な時よろしく」
佐(多分Aちゃんは阿部ちゃんがいてくれたらいいんだと思うけど)
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作者名：ふらり | 作成日時：2023年3月21日 11時
