病系短編集

僕のお兄ちゃん＊4＊ ページ4

涼介side


久しぶりに会ったみっくんだったのに変なこと言っちゃった…


しかも昨日はあのまま帰っちゃったみたい


看｢涼介くんあんまり声出さないようにしてね？吐く回数が多すぎてちょっと食道が炎症起こしちゃったから｣

涼｢…は…い…｣


本当は息するのも痛い…


死んでくってこういうことなのかな…


涼｢あぁぁっ!!…んぁぁぁっ!!｣

看｢涼介くん？どした？｣


いきなり背中が焼けるように痛みだした


涼｢んぁぁぁっあぁぁっあぁぁあぁぁっ!!｣


喉が痛くて声なんか出したくないのに声が出るほどの痛さ

看｢痛み止持って来るから待っててね｣

痛み止を持って来ようとする看護師さんの手を掴んだ


涼｢や……め………て………｣

看｢だって涼介くんこれやらなかったら…｣

涼｢……い……しき………と………ぶの………いや………｣

看｢涼介くん…ちょっと先生呼んでくるね｣


しばらくして先生が来た


先｢痛み止止めたらいつもの倍の痛みがあるけどいい？そうなると長くて3日｣

涼｢……………は………い………｣

先｢わかった…｣


痛み止止めたってことは…もう…延命は望まないってこと

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