ハロー、ハロー、届きますか？

日記:20日目 ページ24

夜久さんの寝顔を間近で見られる天国のようなバスに揺られること30分あまり。


目的地である森然高校に行きついた。

主将である黒尾さんの呼び掛けによって部員は目を覚ました。


　夜久「…ん、ふぁあ」


　『おはようございます』


　夜久「おはよ、」




かわいい。

*

森然高校につくときにはすでに森然高校の部員がスタンバイしていた。



　黒尾「お願いします！」


　音駒部員「ねあいしあーす！！！」


　森然部員「しあす！！」




早朝の森の中でバレー部員達の合宿が始まった。



*


　黒尾「よぉ、ブロッコリー！生川と梟谷と烏野は？」


　小鹿野「ブロッコリーじゃねぇよ！…あいつらはまだだよ。おまえらだけだぞこんな早いの」


　黒尾「まぁ、せいぜい感謝してください」


　小鹿野「…あー、言おうと思ってたのに言う気失せた〜」


　黒尾「ガキかよ」


　小鹿野「おまえがな！？」


*


　大滝「やっほ〜！」


　『わ！真子ちゃ〜ん！！久しぶり〜！』


　大滝「今回もバーベキューあるらしいよ」


　『んふふ！先取り情報はマネージャーの特権ですね！！』


　大滝「そうだよね〜！！」



森然高校2年の真子ちゃんと久しぶりに会ってテンションが上がった！

どうやら今回もバーベキューがあるらしい！


　大滝「しかも、Aさんや。今回の合宿、毎回楽しそうですぞ…？！」


　『え！？なになに！！』


　大滝「ヒミツ〜」


　『えー！』



*


少し遅れて生川、梟谷、烏野もやってきて。

コートの準備もできて。

1回目のドリンクもOK！

さぁ、今回もライバル校の弱点をつかんで帰るぞ！

私は集まっているライバル校の面々を見て悪い顔をした。




夜久さんは大好きだけど、

マネージャーらしくがんばるぞ！！

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