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自分で手当てをしていると
そうだ、と口を開いた社奉行様
綾人「もうご存知かもしれませんが…申し遅れました、私は神里家当主、神里綾人と申します」
はい、十分知っております、なんで口には出せず
顔を青くして頭を少し下げるくらいしか僕にできることはなかった
もう既に大分失礼をかましている
目の前がぐるぐるしてきた……
綾華「私は神里綾華と申します…あの、浅野さん…少々顔色が悪くはありませんか…？」
少し覗き込む様に言われ思わず声が出てしまった
『わッ…！？い、いえ、ははは、…。それより、少々質問よろしいでしょうか？』
綾人「…ええ、私の答えられる範疇ならばお答えいたします」
『どうして僕にそこまで面倒を見てくれるのでしょう、と…思っただけ、です…』
こんな質問して良かったのだろうか？
どうしよう、社奉行様黙っちゃった………
む、無言はつらい…誰か、何か言ってください
綾人「私が誰かを面倒見るのはそんなにおかしいことですか…？」
『あぁっち、ちがいます！！ただ単に、少し怪我をしただけなのに、申し訳ないなぁ、と…』
綾人「ふふ、冗談ですよ。理由は…ふむ、特にこれと言ったことではないですが、
私とぶつかって怪我をしてしまったので、責任は私にもあるだろうと思い…』
『うぅ、…そうしたら…何かお返しに出来ることはないでしょうか…』
心の中では完全自分の不注意だよ！！！と叫びながら
言葉を発した
それを言うと社奉行様はぱち、と一つ瞬きをし、少し目を見開いた。
そしてう考える様な仕草をし、「では」と一言
綾人「綾華と友達になってはいただけませんか？」
『ひゅ………………』
言わなきゃよかった、と少し思った
綾華「えぇっ！！？ちょ、ちょっと、お兄様、それはいくらなんでも…！！」
『そ、そうですよ、！！そんな、僕なんかが友達、なんて…！？』
言葉にしてまたもや痛感する立場の違いが大きすぎる「友達」
僕が言い終わるや否や
綾人「おや、お二方そんなに嫌なのですか…」
「『違います！！！！！えっ』」
綾人「ふふ、おやおや、どうやら随分気が合う様で」
なんだろう、すごく揶揄われている気分だ…！
綾華様とともだち、になるのが嫌なんじゃない。ただ断りも入れず
決めてしまうのはお互いにどうかと言う点だ。
それに、彼女や社奉行様と会うのは今日が初めてではないか。
流石に信頼性が薄すぎやしないかと思う。
…だが、反応を見る限り、そんなこともない様だ。
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河井 - ぷんさん» 嬉しさ満開！いい言葉ですね！！楓原万葉…罪な男です。ただし私が書くものはどうしてもネタ寄りにまでなってしまうので…真面目な万葉も頑張って書いていきたいと思います…！こちらこそありがとうございます！ (2023年1月9日 0時) (
レス) id: 8a7a723f92 (このIDを非表示/違反報告)
ぷん - ひゃー！！！！推しのBLだぁぁぁ！！！！！嬉しさ満開！！！なかなかないから本当に嬉しいですありがとうございます泣 (2023年1月8日 14時) (レス) @page9 id: 0eb447a2e9 (このIDを非表示/違反報告)
河井 - 夜叉さん» わひゃー！！！嬉しいですありがとうございます…… (2023年1月6日 16時) (レス) id: 8a7a723f92 (このIDを非表示/違反報告)
夜叉(プロフ) - 神作を見つけてしまったありがとうございます推しが尊い（殴 (2023年1月6日 16時) (レス) @page4 id: 0a276b4c2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：河井 | 作成日時：2023年1月6日 11時
