三 ページ5
こんばんは、浅野です
またしても僕は誰かに助けてもらいたいところで…
なぜかと言えば
？「おっと、大丈夫ですか？」
『いっ……！？ひゅっ………し、社奉行、さま…』
眠れなかったので外に町を彷徨っていたら社奉行様とぶつかってしまい
無様に倒れてしまった
謝らなければ、と言う気持ちもあるが、驚きの感情が先行してしまって
どうにも上手く言葉が出ない。
神里綾人「そう怖気付かないでください、とって食いはしませんよ。それよりも怪我はありませんか？」
と少し微笑んだ。美しい、とはこう言うことを言うのであろうか。
品定めするかの様に僕を眺めてはこう呟いた
綾人「おや、いけない。擦りむいてしまっていますね、家は近くですか？」
いつ怪我した…？
『ぁ、いえ、少し遠出しておりまして…。そ、それに！こんな怪我どうって事ないです！』
社奉行様のお手を狂わすわけにはいかない、と言うプライドにも似た気持ちが湧き上がって
少し強がってしまったが、なかなかに痛い。
プライベートとは言えど忙しい社奉行様からすれば本当に貴重な時間。
そんな時間を僕に割く必要もないだろう。
ぺんぺん、とお尻についた砂を払っていると
綾人「そうですか、……いえ、待ってください。」
『まだ、何か…？』
綾人「すぐそこに木漏茶屋があります。そこへ向かいましょう」
『いや、でも…』
綾人「無理をなさらないで。さあ、掴まってください」
どうしようどうしようどうしよう…
いくらなんでも社奉行様心配しすぎでは、
人の善意を踏みにじる様で申し訳ないが僕みたいな一般人が
ここまでされて良い訳がない…
何か裏があるのか？いやそんな筈は………
あり得るかもしれない。
言われるがまま手を貸して貰い木漏茶屋まで向かった
ーーーーーーーーーー
？「…お兄様、そちらの方は……」
綾人「先程外でぶつかってしまって…怪我をさせてしまったから手当てをしようと思って」
そう言えば、と付け加えに名前を聞かれた
『ぁ、浅野、です』
綾人「では浅野さん、怪我を見せてください。」
『っ？！い、いや！自分で出来ます！！流石になにからなんでもして貰うのは…』
そうだ、なにを受け入れているんだ。
おかしい、こんなのおかしすぎる。何か見返りを求めているのか？
だけど一般の人ができる様な見返りなんてたかが知れている…
なにが目的かは分からないが、取り敢えず話をしたい。
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河井 - ぷんさん» 嬉しさ満開！いい言葉ですね！！楓原万葉…罪な男です。ただし私が書くものはどうしてもネタ寄りにまでなってしまうので…真面目な万葉も頑張って書いていきたいと思います…！こちらこそありがとうございます！ (2023年1月9日 0時) (
レス) id: 8a7a723f92 (このIDを非表示/違反報告)
ぷん - ひゃー！！！！推しのBLだぁぁぁ！！！！！嬉しさ満開！！！なかなかないから本当に嬉しいですありがとうございます泣 (2023年1月8日 14時) (レス) @page9 id: 0eb447a2e9 (このIDを非表示/違反報告)
河井 - 夜叉さん» わひゃー！！！嬉しいですありがとうございます…… (2023年1月6日 16時) (レス) id: 8a7a723f92 (このIDを非表示/違反報告)
夜叉(プロフ) - 神作を見つけてしまったありがとうございます推しが尊い（殴 (2023年1月6日 16時) (レス) @page4 id: 0a276b4c2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：河井 | 作成日時：2023年1月6日 11時
