占いツクール
検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:197,143 hit

ページ14

いつも別れる駅に着いて手を振ろうとすると何故かそのまま改札を通ろうとするので引き止めた。


「ちょ、ベクこっちじゃ無いじゃん」


「送ってきますよ」


「えぇ!?いいよそんなの…!お金もったいないじゃん!」


「少しでも一緒にいたいんで」


なんでそういうこと言うかなぁ…
そんな優しい顔して微笑みながらそんな言葉をかけられたら、誰でもドキドキしちゃうよ。


「…ベク、モテるでしょ」


「そんな事ないですよ、友達止まりです」


改札を抜けて駅のホームまでゆっくりと歩きながらゆっくりと話した。
関係が複雑になってしまったけどベクといる時間は嫌いじゃない。
むしろ好きだ。


だからこそ、ベクを拒むことが出来ない。
それがどのような結果をもたらす事になるのかはまだ分からないけど。


電車に乗りこみ隣に腰掛けると、右側に座っているベクばかり意識してしまいなんだか落ち着かなかった。
なにか話そうかと話題を探していると少し触れた肩にどくんと鼓動が跳ねた。


「先輩。あの日のタクシー、実は少し起きてたんですよ」


「へっ!?少しって…いつ?」


「先輩の肩に寄りかかった後」


「え…寝た振りしてたの!?」


隣で肩を震わせて笑うベクを睨むと首を振って微笑み、背中を背もたれに預けた。


「途中までほんとに寝てました。気付いたら先輩に寄り掛かっててびっくりしたけどそのまま寝た振りしてたらいつの間にかまた寝てました、なんかすっごい心地良くて」


そんな幸せそうな顔をして言われたら怒れないじゃん。
それに、私も嫌じゃなかった。
あの瞬間はなんだか心地が良かった。


「あはは、やっぱ俺といる時はちょっと昔に戻りますよね先輩」


「ちがっ…反応しにくいことばっかりベクが言うから…!」


何をどう返せば良いかわからなくて黙ってしまう。
確かに昔の私みたい。
でも相手がベクだからそれをさして気にする必要も無いんだ。


「嫌だったら避けてください」


何のことか聞き返す前に、右肩に寄りかかったベクの重みと首筋に触れた髪に鼓動が速くなった。


苦しい。
なんだか凄く苦しい。


「避けないんですか?」


「…嫌だったらって言ったじゃん」


ねえ、この気持ちは何?
こんなに苦しいのは何故?


ベクの気持ちに応える事が出来ないのに拒まないことへの罪悪感?
ミンソクさんとこう出来ればという願望?


それとも…?

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (300 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
987人がお気に入り
設定キーワード:EXO , シウミン , ベッキョン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

K(プロフ) - ソルさん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます(;_;)ミンソクさん派も多いのですね!どちらとのハッピーエンドなのか、楽しんで読んでもらえると幸いです(^_^) (2018年5月24日 20時) (レス) id: 16d69035ac (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - ゆなさん» ベクペンさんなのですね!私なら選べないです、どちらとも幸せになりたいです...笑 (2018年5月24日 20時) (レス) id: 16d69035ac (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - きらさん» こんばんは!わー、ミンソクさん派!ベク派が多いと思ってたのでなんだか嬉しいです(>_<)どちらとも幸せになれれば良いのに...と作者なのに悶々としてます笑 (2018年5月24日 20時) (レス) id: 16d69035ac (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - いつも楽しく拝見してます!ミンソクさんとハッピーになってもらいたいなって思いますっ! (2018年5月20日 23時) (レス) id: 0f050d23ca (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - ベクペンだけど、選べません(笑) (2018年5月20日 4時) (レス) id: 2f6c46c71c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:K | 作成日時:2018年3月15日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。