Eveのお姫様 second (ページ10)

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泣いてた理由 2 ページ10

～貴方side～

日和「ん～！やっぱりキッシュはおいしいね！ここのキッシュ気に入ったね」

漣「はいはい。よかったですねぇ。」

うん。おいしい。

サーモンのキッシュ、久々に食べたなぁ。

あ、日和さんが心配そうにこっち見てる…

貴方「おいしいです。日和さん、ありがとう」

日和「当たり前だね！」

漣「落ち着きましたか？」

貴方「うん。落ち着いた。」

キッシュと紅茶の力はすごいです。

後でジュンくんと日和さんに

お気に入りで買いだめしてある茶葉あげよ。

忘れなかったから…

日和「それで、なにがあったのかな？」

貴方「うっ…いろいろぉ」

漣「散々泣いといて言わないのはなしっすよぉ」

貴方「…だってぇ…」

漣「なんすかぁ？茨に連絡入れた方がいい案件ですかぁ？」

貴方「いやいや！それは大丈夫！」

そんな、大事にされたら困る！

日和「それで？……もぐもぐ。何が…もぐもぐ」

漣「食べるか喋るかどっちかにしてくださいねぇ」

日和「もぐもぐ……ごめんね。お行儀がわるかったね」

漣「…それで、なにがあったんですかぁ？」

圧が、圧がすごいよ。ジュンくん！！

貴方「……車が…運転が怖かった」

漣「運転？……？」

日和「どの運転手かね？茨に伝えておこうね！」

貴方「……たっつん先輩」

漣「…風早先輩？」

日和「巽くんの車で帰ってきたの？」

貴方「うん。帰る時、たまたま会って。たっつん先輩と久しぶりに会ったし…嬉しくて」

漣「それがどうして泣いた理由に繋がるんすか？」