君は太陽/kn ページ2
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何気ないいつもの授業
数学の先生が黒板に記号のような長い数式を書く
教室にはチョークの音とボールペンのノックの音が忙しなく鳴り響いていた
私は授業をまともに聞かず窓の外をぼーっと眺める
窓側の席はいいね、授業面倒くさくなったらこうやって外見れるから
なんて考えて開けられている窓からグラウンドを見つめる
どうやら外では隣のクラスが体育をやっているらしい
友人がハードルを綺麗に飛び越えるのが見える
流石は陸上部。さっすが〜！と心の中で褒め称えていると友人が私に気づいてぶんぶんと手を振ってくる
｢そんな手振ってたら怒られるぞって｣
私は笑いながら先生にバレないよう彼女に手を振った
まぁ授業聞かずに外を見てる私も人のこと言える訳では無いが
すると手を振ってくれていた友人の方へ白と黒のボールがコロコロと転がってくる
どうやら男子はサッカーをしているようだ
そのボールに走りよってくる金髪の男子
｢うわ陽キャみたいな髪の色…｣
私は咄嗟にぼそっと呟いてしまった
校則で禁止されている訳でもないのでとやかく言うつもりもないが、流石にあの髪色は陽キャとしか思えない
そんな男子と話している友人。しばらくするとその金髪男子はこちらの方へ顔を向けた
空のような、澄みきったアイスブルーと目が合う
私は何故か何かに囚われてしまったかのように動けなくなる。なんでだろう、目が逸らせない
次の瞬間彼はニコッと屈託のない笑顔を見せた
その瞬間私の心の中にふわっと風が吹く
全身の血の巡りが早くなって、鼓動がさっきより早まっているのが分かる
あの陽キャのような容姿からあんな屈託のない優しい笑顔が出来るのか、そんな、まるで
｢太陽みたい｣
自分で呟いたことに恥ずかしさを覚え、窓から目を離し机に突っ伏す
教室の中に吹き抜けるそよ風がまるで私の新たな気持ちの芽生えを祝福しているようだ
名前も声も知らない男子。興味すらなかった
だけど、後で友人に名前ぐらいは聞いておこうかな
*☼*―――――*☼*―――――
knさん少なめになってしまった…申し訳ない…
knさんは完全に明るい光キャラか完全に闇キャラでしか書けません
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白玉あんこ(プロフ) - 春さん» くずもちの分身体です。ありがとうございます！！！knさんは映画だった・・・？？？() (2020年8月5日 21時) (
レス) id: b9cc440812 (このIDを非表示/違反報告)
春 - 面白いです！あのヤンデレ系のやつが好きなのと題名のシネマがknsmに見えた私は大分ヤバイと思う (2020年8月5日 8時) (レス) id: 0d11747940 (このIDを非表示/違反報告)
くずもち(プロフ) - 、さん» すみません。外したと思っていたのが外れていなかったようです。ご指摘ありがとうございました。以後気をつけます。 (2020年7月7日 6時) (レス) id: ce460f961d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くずもち x他1人 | 作者ホームページ：http://やり方分かんない
作成日時：2020年7月6日 22時
