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八話 ページ9

恵side

いつも適当でふざけている五条先生が
珍しく真顔になった。

「・・・・急に何よ”本当の任務”って」

「言った通りだよ。本当の任務ってこと」

息をのむ。冷や汗が出てきた

「・・・それって何ですか?」

俺が手を握って聞いた。

「それはAの二卵性の双子・・・
猫百合 此上(しがみ)からAを守ること」

驚いた。いや双子がいたこともあるけど
双子だろ?なぜ守る必要がある・・?

「最初は猫百合の家が少し謎過ぎた。
家系図は無いし、なんなら”日本に猫百合という苗字はない”」

「「「!!!!」」」

「な、無いってどういうことよ!!
じゃあAは誰だっていうのよ!!」

釘崎が声を荒げる
それはそうだ俺だって先生を問い詰めたい
でも

「やめろ、釘崎。声を荒げても意味ないだろ」

「っ・・でも・・・」

「どういうことなの?先生」

「どれだけ調べても猫百合 Aという
人物はいない。それどころか猫百合家はいないということに
なったんだよ。でも、代わりに生年月日、性別、血液型、身長
体重すべてが一致した人物がいた。」

「・・・・・それは?」

「捷礙惹慈鴈毘家っていうところ」

「・・・しょう・・・なんて?」

「しょうがいじゃくじがんび家!
天性からの悪魔の家って言われてる。
そこから生まれている子は全員家族に無残に殺されている
しかもおかされながら」

「うぇ・・・・」

「でも、守るってどうやって?」

「それ、あいつは知っているんですか?」

「おそらくね。守り方は相手の出方で臨機応変に」

最後は適当か・・・まぁそれ以外ないよな
一歩前に出て五条先生の前に出た

「わかりました。俺が全力で猫百合・・・いや
Aを守ります」

「・・・うんよろしくね」

「ちょっと!」

グイッ

突然両肩から引っ張られる感覚があった

「”俺”じゃなくて”俺たち”だろ!!伏黒!」

虎杖が右から凄い力で腕を肩に乗せたようだった

「そうよ!!私だってAを守りたいの!」

左は釘崎が引っ張ったようだった

「・・・あぁ!」

「「・・・・!」」

「なぁ!今笑ったしょ!!」

「んだよ・・・笑ってねぇよ」

正直少し自覚はあるが羞恥心が少し
あるため誤魔化した。本当は嬉しい
二人に出会えてよかった・・・・・
なんて一生言わないけど

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設定タグ:呪術廻戦 , 狗巻棘 , 伏黒恵   
作品ジャンル:恋愛
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ルナ - 夢主の性格が面白い! (2021年9月5日 11時) (レス) id: d2a92b36ce (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑(プロフ) - Soda.さん» ありがとうございます!!!これからも頑張ります!! (2021年4月30日 5時) (レス) id: 34a53bb873 (このIDを非表示/違反報告)
Soda. - 作品面白いです !!たまに出てくる顔文字も可愛いですし、今後の展開が楽しみです!書くのは大変だと思いますが,頑張ってください!応援してます (2021年4月30日 3時) (レス) id: 9cfdc17901 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蜜柑 | 作成日時:2021年4月5日 14時

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