8・お家デート_鍾離 ページ10
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「先日は迎仙儀式に折角誘ってくれたのに一緒について行けなくてすまなかった。
代わりと言ってはなんだが今から俺とデートというモノをしないか？」
そう語る彼は肩をすぼめ、まるで犬の耳が下へ垂れ「クゥーン」と悲しい声が聞こえてきそうな感じでAに問う。
だがいつもヤラシイ手つきで触ってくる鍾離だ。
ど、動じたりなんか…しない。
「デート…ですか？」
「違ったか？思いが通じ合うもの達が日時や場所を決めて会うことをデートというのでは？」
「いや？あって、ますけど、でも私たち別に付き合ってないですよね？
鍾離さんのことはすｯ
キデス」
Aは嘘をついた。鍾離がAの真横に元素スキルの柱を建てたからだ。それはAにスレスレの位置で少し鍾離が場所を誤っていたら……
命の危機を感じたとAは後に語る。
「ならば俺とデートをしてくれるな？」
「ア、ハイ。
いや、別にいいですけど今からですか？」
「あぁ、なにか用事があったか？
公子殿から今日は特に何も無いと聞いたが」
「うん、ないけど…うん」
あぁ、またタルタリヤは情報を把握ているのか、
彼が私について把握していないことはないんじゃないかってぐらい何でも知っている。今着ている下着の色、メーカーでさえ当てそうだ。前に当てられた。絶対監視カメラつけてる。許さん。
「で、どこに行くんです？」
「最近の若者はお家デートというものが流行っているらしい。A、俺達もお家デートなるものをしないか？俺の家で構わん」
「え、あ、はい」
果たして鍾離さんの家に暇を潰せそうな物があるのか。変な壺だとか高級すぎる扇子とか美術館に置いてそうな物しか想像出来ない。まぁ鑑賞が好きな人は良いだろうけど私はその良さが分からない人種だから……
それは置いといてお家デートは……
身の危険しか感じない。
＿＿＿＿＿＿
作者
皆さん沢山のフレンド申請ありがとうございます！
まだまだ募集してます〜！
それにしても鍾離先生って家持ってんの？笑笑笑笑
往生堂に住み着いてそうだしなんなら別に野宿でも想像出来ないけど有り得る。
もし往生堂に住み着いてるって公式がそう言ってるのならば別に単語だけ変えれば済むし深く考えない…。
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72(プロフ) - りさん» えー！！ありがとうございます！この作品コメント打ってくれる人少なくてコメント書いてくださるだけとても嬉しいです！ (2022年11月17日 23時) (
レス) id: 5ab6d0e829 (このIDを非表示/違反報告)
り - 一気見しました！好きです() (2022年11月16日 8時) (レス) @page35 id: 1c00c5b49c (このIDを非表示/違反報告)
すみか(プロフ) - はいさーせん。 (2022年10月24日 18時) (レス) id: c882518901 (このIDを非表示/違反報告)
72(プロフ) - すみかさん» はやく原神手伝え (2022年10月24日 18時) (レス) @page29 id: 5ab6d0e829 (このIDを非表示/違反報告)
すみか(プロフ) - いつでも書いていいぞ。 (2022年10月24日 17時) (レス) @page29 id: c882518901 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：72 | 作成日時：2022年8月11日 22時
