19・旅人 ページ22
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作者
すっかり旅人忘れてた
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「オマエは…えーっと、誰だっけ?」
「こんにちは、パイモン、空。
私はA。よろしくね」
なんの偶然か、
仕事の途中に宿泊していた望舒旅館でタルタリヤと鍾離が世話になったあの璃月を救ったとかいう旅人にであった。彼らとこう1対1…いや1対2と言うべきか、直接話した事がなかったのでこれは仲を深める良い機会だと双方ノリ気で話し始めた。
初めて会った時Aと別れてその後はどうしたのか、どうして見ず知らずの璃月を助けるのか、
Aはいつタルタリヤ達に出会ったのか、鍾離が岩神だと知っていたか、
など互いについて知りたい事はわんさかだ。
「で、結局のところどっちと付き合ってるんだ?
なぁ教えろよォ」
「パイモン!Aさんが困ってるよ」
「旅人だってよぉ気になるって言ってたじゃないか!あの性格は難ありだけど顔は良い2人だぜ!どっちかはアリだなって思ってなりしないのか!?」
「残念だけど2人とも私の好みのタイプじゃないから…
彼らがなんか言ってるだけで私たちの間には何もないよ」
「えー!あんなにイチャイチャしてるのに!」
「イチャイチャ?してたかな?」
「してたぞ!オイラが知る限りでもタルタリヤとなら毎回手を繋いでるし鍾離となら熟年夫婦みたいな雰囲気出てるし!」
「タルタリヤは子供だからね。お手手を繋いでないと落ち着かないんだよ。逆に鍾離さんはおじいちゃんだから自ずとじゃない?」
「もしかして子供とお年寄りとして普段2人を見てる?」
「そうかもね」
「パイモンと空は今から璃月港に戻るの?」
「いや今から無妄の丘って所に行く予定だよ」
「遺跡ハンターが出たらしくてソレを討伐しに行くんだぞ」
「あら、それじゃあ途中まで一緒に行動してもいいかな?私はその奥にある軽策荘に行きたくって」
「ならオイラ達がそこまで送ってくぞ!いいよな?旅人!」
「うん、道中ヒルチャールが多いもんね」
「ありがとう、パイモン、空」
こうしてAはしばらくの間旅人、空とパイモンと同行することになった。
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72(プロフ) - りさん» えー!!ありがとうございます!この作品コメント打ってくれる人少なくてコメント書いてくださるだけとても嬉しいです! (2022年11月17日 23時) (レス) id: 5ab6d0e829 (このIDを非表示/違反報告)
り - 一気見しました!好きです() (2022年11月16日 8時) (レス) @page35 id: 1c00c5b49c (このIDを非表示/違反報告)
すみか(プロフ) - はいさーせん。 (2022年10月24日 18時) (レス) id: c882518901 (このIDを非表示/違反報告)
72(プロフ) - すみかさん» はやく原神手伝え (2022年10月24日 18時) (レス) @page29 id: 5ab6d0e829 (このIDを非表示/違反報告)
すみか(プロフ) - いつでも書いていいぞ。 (2022年10月24日 17時) (レス) @page29 id: c882518901 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:72 | 作成日時:2022年8月11日 22時